アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

稲武のタケノコ

2012-05-17 21:54:21 | 稲武のモノ・コト・ヒト・バ
   先日の夕方、友人から、「今タケノコを掘っています。いりませんか?」とのメイルが届いたので、すぐに駆けつけました。友人宅に着くと、友人のお義母さんから、大きな袋にいっぱいのタケノコを「どうぞ」と差し出されました。大きな孟宗竹で、太さに見とれていると、「こんなに大きくなってしまったもので申し訳ない。持っていってもらえるなら助かります。まだあるので、まっててください」とおっしゃって、しばらくすると、また袋にいっぱいくださいました。

   たしかに、上のほうは緑色。だいぶ地上に出てから発見され、掘られたもののようです。「持っていってもらえて助かります」と、またまたお礼を言われて、家に戻りました。

   帰宅して1時間後に半分ゆでました。糠だけでなく唐辛子も入れて。途中で火にかけていたことを忘れてしまったため、2時間もゆでたので、竹串がすっと通り、とてもやわらかくなりました。

   普通に柔らかくて、おいしくできました。えぐみはほとんどありません。以前、やはり稲武のよそのお宅でいただいたときも、先っぽが緑色でした。でも、食べられました。どんぐり横丁で売っているタケノコも、上が緑色になっているのが多いのですが、なぜか、稲武のタケノコは育ち過ぎていてもえぐみが少ないようです。

   えぐみがすくないのは、気温が徐々にしか上がらないので、成長が遅いからなのでしょうか。一般には、地表に出るかでないかのうちに、足で探り当てて掘るものといわれているものなのに、不思議です。翌日朝、残り半分をゆで、そのまま放置。いま、干しタケノコ(コチラ→)の製造中です。
コメント
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