アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

バンダルダイ(バンドルダイ)と石窯ピザの会inどんぐり工房 

2025-01-13 09:31:55 | 草木染め

  バンダルダイまたはエコプリントまたはミディアムプリント。昨秋、初の講習会を開きました。

   こちらは、友人たちと実験した時のバンダルダイ。花や葉、スパイスや染め材料、そのほかいろんなものでできる染め。エコプリントともいわれ、数年前、海外で話題になり、日本でも徐々にはやり始めました。いつかやってみたいとお思っていた時、たまたま昨春、WSに参加したのを機に、見よう見まねで作ってみたのがこれ。葉っぱが必ずその形になって色が出るとはもちろん限らず、あれこれやってみてとりあえず、色の出やすいもの、出にくいものの見当をつけました。

   当日のために集めた材料は、セイタカアワダチソウ、キク、ヨモギ、ドングリの葉、百日紅の葉、タマネギの皮、、ゴバイシの他たくさん。葉っぱは、タンニンを含む樹種が染まりつきやすいと聞いたので、庭先に実生で育ったカシ?の枝を切っていきました。

   布は、絹スカーフ、絹のハンカチ、濃染処理済みの綿のバンダナの中から選んでいただきました。こちらは絹スカーフ。

   葉や花のほか、ターメリックやアカネ、マスタードの粉、蚕紗交じりの乾燥桑の葉など、必ず色が出そうなものも散らしました。選び方、置き方に、それぞれの方の趣味や個性が出ます。でも、この通り染まりつくとは限りません。

   端から布をぐるぐる巻いてから、さらに巻貝のように巻き、しっかり縛ります。

   こちらは巻いて止めただけ。芯にはラップやクッキングペーパーの芯がちょうど使えます。

   蒸している間、ピザづくり。どんぐり工房の庭にあるピザ窯で焼きます。

   レンコンに塩ダラ、キノコ、ブロッコリーのピザ。熱いのをほおばった後、蒸しあがった布を広げ、草や葉を取り除いてから媒染に入ります。

   媒染は、アルミと銅、鉄の3種を用意。こちらはアルミ媒染で出来上がったスカーフです。

  紫はごバイシかな。あざやかです。

  左は鉄媒染。

   こちらも鉄媒染。写真では不鮮明ですが、それぞれみないい。ただし、葉の形がうまく出たのはわずかでした。もっとたたいたりこすったりするとよかったかも。

   バンダルダイ、思った通りにはなかなかいきませんが、とにかく楽しい。初夏から夏にかけて、花や葉が最も旺盛な時に、また会を開きたい。5月か6月ころに告知します。ぜひお越しください。

   

 


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