サヨリヤドリムシについて、ネットをうろうろしていたら、
以下の論文を見つけました。
「養殖ブリ稚魚のイローナ症に関する2・3の知見」(畑井喜司雄・安元 進/長崎水試研報)
サヨリヤドリムシに寄生されることを、水産業界では「イローナ症」と呼ぶようです。
この報告によると、サヨリヤドリムシは流れ藻のところで稚魚(この研究ではブリ)に寄生するそうです。
ただ、報告者は「稚魚が流れ藻に付いている時点でブリに寄生することを立証したといえよう」と断言していますが、
少なくともこの報告をどこを読んでも、
そのことを立証したようには思えないところが玉に瑕ですが。。。
ただ、もうひとつの「メジナ幼魚の成長に及ぼすサヨリヤドリムシの影響」を見ると、
サヨリヤドリムシが海面(たぶん養殖池)を活発に活動している…という文もあるので、
たしかに泳いでいる魚に、すでにワラジ虫化したサヨリヤドリムシがくっつくのかもしれません。
以下の論文を見つけました。
「養殖ブリ稚魚のイローナ症に関する2・3の知見」(畑井喜司雄・安元 進/長崎水試研報)
サヨリヤドリムシに寄生されることを、水産業界では「イローナ症」と呼ぶようです。
この報告によると、サヨリヤドリムシは流れ藻のところで稚魚(この研究ではブリ)に寄生するそうです。
ただ、報告者は「稚魚が流れ藻に付いている時点でブリに寄生することを立証したといえよう」と断言していますが、
少なくともこの報告をどこを読んでも、
そのことを立証したようには思えないところが玉に瑕ですが。。。
ただ、もうひとつの「メジナ幼魚の成長に及ぼすサヨリヤドリムシの影響」を見ると、
サヨリヤドリムシが海面(たぶん養殖池)を活発に活動している…という文もあるので、
たしかに泳いでいる魚に、すでにワラジ虫化したサヨリヤドリムシがくっつくのかもしれません。