晴耕雨読とか

本読んだり、いきものを見たり。でも、ほんとうは、ずっと仕事してます。

奥多摩山歩き その3 ヤドリギ

2010年04月21日 | 
雪の斜面にヤドリギのタネが落ちていました。




自然に落ちたものか、鳥などが落としたものか、いまひとつ分かりません。

ヤドリギは、本体の写真を撮るのを忘れたのですが、
木の枝にこんもりと寄生する植物です。

ヒレンジャクなどの鳥が甘い実を食べ、超粘着成分と共にタネがフンと一緒に排出され、
木の枝にくっついてそこから根を出し、樹木に寄生するそうです。

わたしも、一度実を食べたことがあるのですが、確かに甘くて、
みにょーんと伸びるような粘着性がありました。

で、見つけました。これを。



ナツツバキの樹皮にみにょーんと付いたヤドリギのタネ。
ほぼ垂直の幹にくっついてます。
みにょーんの長さは60~70センチぐらいだったでしょうか?



さすがに、ここでは発芽しないんだろうなあ・・・。