仏果山で、いっぱいミミガタテンナンショウを見ました。
いつものネタですが、テンナンショウ類の繁殖生態というか、
送粉・受粉システムはなかなかエグイものがあります。
仏炎苞の下に隙間ができています。
これは、、、雄ですね。
キノコバエが、怪しいにおいに誘われて、仏炎苞に入り込み、
花粉を体につけて、ここから出ていきます。
で、今度は雌の花に行くのですが、
そこには隙間はなくて、
上から出ようにも付属体に「ネズミ返し」があって、
出られないのです。
そして、、、
ご臨終されるわけです。
雌の花の中で。
完璧な受粉とともに。
*すみません、、、ちょっと開くつもりが、仏炎苞が割れてしまいました。。。