黄昏のガンマン

ガンマンはとうにリタイヤ
節々は痛むし物忘れが頻発して今は街外れの小屋で自炊暮らし
ダラダラと過ごす毎日だ。

パパと呼ばせていた

2015-09-13 | 日記

久し振りに根津駅で下車して言問通りの坂をトコトコと登っていく。 弥生美術館の標識が見えて一安心して左折する。 東大の弥生門の前を過ぎると直ぐに美術館の看板が見え到着。 入り口は車一台が止まれる程度で小柄な美術館。  この道は何度か通ったことのある暗闇坂の標識のある寂しい道でこの美術館があるのを見過ごしていて 最近なって気になり出し行ってみました。
館は弥生美術館と竹久夢二美術館が入っていて同じ入場券でみる事が出来るが 料金は大人9百円の高齢者割引無しで結構高い。

      

       弥生美術館と入場券

まず弥生美術館に入るとそこそこの人がいて 展示をみるとスタイル画の展示が多い。 亡くなった森本美由紀というスタイル画の特集をやっていて若い女性が目立つ。 ここは挿絵の美術館で少年の頃の読んだ小松崎茂、山川惣治 木村荘八とか見たかったけど特集中心で展示はゼロ、 せっかく入ったのに見れずガッカリする。
数メートルの渡り廊下で夢二館に入る。 展示数は素晴らしく多くて写真で見るのと同じ面長な顔が並んでる。 最終コーナーに20歳年下の彼女の写真が載っていて彼の絵とソックリ、パパと呼ばせていたと笑わせる掲示がありました。
ここは弥生土器の発見された場所より低地にあるので海ではなかったかと思いながら帰り道を歩きました。