今週に入ってからとうとう3月の陽気となり、三寒四温と曇り時々みぞれ混じりの雨模様となってきた。いつもなら3月20日頃から天候不順になってくるんだけど、ここ最近のトレンドは半月ほど前倒しとなっており、この感じだとまた早く夏が来そうな予感がする。
そんな冷たい雨が降る中、今日は大人の社会見学の日。
訪問先は、幕末に起きた生麦事件の場所に位置する某巨大ビールメーカーの工場だ。
さっそく京急生麦駅を降り立つと、なんとも小さな駅でどことなく昭和の香りがしていた。
そんな駅から歩くこと約10分。

ここが生麦事件現場か。切り付けられたイギリス人は内蔵まで出てしまったとどこかで聞いたことがあったがゾッとしてしまうね。薩摩人は気性が荒かったのか?
それにしても、この頭の上には立派な高速道路が覆い被さってなんも風情が。。。。。。。
見学工場の立派な入り口に到着。

お!あれは甲種輸送だ。どこに運んでゆくんだろう。

金沢八景の工場から出場したのかな。
さっそく小さなグループの見学団が作られ、ガイドのお姉さんから丁寧な説明を受けてからスタート。
シアター形式で見学説明と工場の歴史を学んだあと、さっそく構内のコースへ。

こちらが製造釜。ガイドのお姉さまに説明によると、この釜一基分でレギュラー缶何本だったかな〜。確か、ビール好きのお姉さまが毎日1本飲み続けても何百年もかかるって言っていたような。

ビールになる前の一番搾りと二番搾り(ラガービール用)の麦汁試飲もさせてもらったけど、その差は歴然としており甘いんだよ一番搾りは!
虫歯になるレベルの甘さだけど加糖をしてないんだって。そしていつまでも口の中を引く味だ。
これにホップや酵母菌を投入して貯蔵して発酵させ、アルコールと炭酸を形成し、濾過して酵母を取り除いたらビールが完成する。
そう説明を受けると、なんだか自分でもできそうな感じがしてきたけど、素人には絶対無理だ。
充填機、函詰め機などを見たのち、いよいよお待ちかねの試飲タイム。
同行したオッさんらはみんな喉を鳴らしており、妙にテンション爆上がり中。
先ずは、生麦工場オリジナルの柿の種をつまみとして出来立ての一番搾りを。

一口くちに含むとその芳醇さに卒倒してしまった。なんて素晴らしい味なんだろう。市中のビールがどんなに頑張っても、この出来立て一番搾りには敵わない。
これをいただきながらお姉さまにお詫び申し上げます。実は一時期、一番搾りが嫌いになって遠ざかっておりました。本日、オッサンは改心して一番搾りのファンになっちゃいます。
でもね、これを飲んでしまったら市中で売られている缶の一番搾りは一体なんなんだ、、、、、、。
そしてお次は三種類のテイスティング。

個人的には黒に前のめりとなったよ。あの黒感の匂いはどう出してるんだろうか?
同行した人は、フライパンで炒った麦芽を使ってるんだよ、ってもっともらしいことゆーてたが、本当?
そしてお土産コーナーは、大人のトラップ、必ず罠に嵌るワンダーランド。ココはスルーすることができないのがお約束。

先ほどテイスティングに出ていたビール酵母を使ったオリジナル柿の種は買って帰らねばならない。
秘密基地隊員へのゴマスリ用お土産として2袋を購入した。
秘密基地隊員へのゴマスリ用お土産として2袋を購入した。
ほろ酔い気分のまま無事工場見学を終えて、メンバーは京急で川崎に移動。そして懲りずに二次会兼懇親会へ突入〜。
昨年の真夏日にお会いして以来だったので、大いに盛り上がって、かなり飲んじゃいましたね(๑˃̵ᴗ˂̵)