銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

営業活動その10 「舞台熱」

2009年09月08日 | のほほん同志Aの日常
きのう舞い込んできた、年に一度の4姉妹でのオーダーメイド旅行。
今日、お宅に伺って詳しくお聞きしたところ、
旅の大きな目的は、皆さんで宝塚歌劇鑑賞――。
お話を聞きながら、うずうずしてきました。

昔から、舞台ときくと血が騒ぎます。

忘れもしません、中学生のとき、
『ニノチカ』という芝居の巡業で来神された黒柳徹子さんを見たさに
「連れてって」と親にせがんだのが芝居を見はじめたきっかけでした。

以来、毎月1~2本は見ているので、
映画よりよっぽど数をこなしている勘定です。

そのなかでも忘れられない芝居が、『弥々』(やや)。
奇しくも宝塚歌劇出身の女優、毬谷友子さんが
良寛上人の愛した女性、弥々の一生を独りで演じきる舞台です。

劇作家の八代静一が、娘である毬谷友子のために書いた戯曲。
きっと彼女以外の誰にも演じられない、と思わせる存在感です。
(父コッポラが娘コッポラを強引にヒロインに据えた『ゴッドファーザー3』とは訳がちがいます)。

当時まだ高校生で、感受性も強かったのでしょうか、――衝撃的でした。
翌日も、その翌日も劇場に通い、
さらには神戸公演だけでは飽きたらず、姫路まで舞台を追いかけていきました。
そのうえひつこく、毬谷さんにファンレターまで書いたっけ…。


久々に舞台熱を思い出した、そのご相談の帰り道、
情報収集にと劇場に立ち寄ったところ、1枚のポスターに目が釘付けになりました。

――なんと、『弥々』です!

迷わず窓口へズンズン向かい、勢いこんで、「弥々、まだあいていますか?!」

「はい、何枚ですか?」と聞かれ、ひとしきり悩んだあげく、
最近人づきあいのよい自分を信じて2枚、買いました。

…とはいえ、夜、はやくも後悔。
今日のお客さまのように、一緒に見に行く4姉妹がいるでなし。
しかもこんなに思い入れの強い舞台、隣であくびなどされたら許せません。

人選が至難のわざです。


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