銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

筆まめでメール無精

2009年09月12日 | のほほん同志Aの日常
友人は、「遠きにありて思うもの」。
 
学生時代は筆まめで、よく誰かに手紙を書いていました。
そして、よく誰かから手紙が届きました。
毎日、郵便屋さんが来ると、いそいそとポストを覗きにいってました。

そのなかに、味のある手描きイラスト付きのハガキをくれる友人がいました。
中学時代の同級生です。

もう何年もご無沙汰していたその友人に、
今回、ツアーの集合場所のイラスト地図をお願いしてみました。
直線的な味気ない地図ならパソコンで作ることもできたのですが、
せっかくなら手描きの温かみのある地図がほしくなって。

メールで連絡をとり、メールでやりとりを重ね、素敵な地図ができあがりました。
瞬時に送れて、パソコンでそのまま加工できて、
仕事上のことでいえばメールは本当に便利です。

けれども昔人間の私には、まだメールの出現する前、
毎日、郵便屋さんが来るのが楽しみだった時代が懐かしい。
今、ポストに届くのは新聞とダイレクトメールだけ。
ポストを覗くときの、あのちょっとしたドキドキはなくなりました。

かわって増えたのが、携帯をチェックする回数です。
郵便屋さんなら1日1回ですんだのに、こちらはなかなか面倒です。

携帯メールはどうにも好きになれません。
高校生ならまだしも、大の大人があの小さい画面を一心ににらんでいる姿は、
かっこ悪いと思うのが理由のひとつ。

でも一番の理由は、便利さ手軽さと引き換えの、その味気なさ。
「電話よりも、メールで送って」 そう言われることが増えました。
私の愛する手紙なんて、論外…?
本当は会って顔を見て伝えたいことまで、
一見メールで事足りてしまうというのは、なんだか残念です。

――さて今日。
地図を描いてくれたその友人と会いました。
待ち合わせはメールで。
4年ぶりでしたが、会ってふたことみこと交わしただけで、
すぐに修学旅行で枕投げをしていた中学3年生の頃に戻れてしまいました。

メールは人を、近くも遠くもする。
そう思います。


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