夜の小旅行

明日は添乗、という夜。

ご存じでしょうか、添乗員の朝はとても早いものです。
とくに私のように、バスの発着地と自宅が遠く離れている場合。
絶対に遅刻はできないし、集合地についた頃にはぐったり
…というわけにはいかないので、迷わず前泊しました。

どこに？　この事務所に。

先住者がいたので、布団はあります。
問題はお風呂。

宝塚というのは銭湯の少ない町で、近くに唯一あるのは「宝塚温泉」。
銭湯というよりもクアハウスのようなもので、入場料が1000円もします。
けれども仕方ないので昼間、チラシを撒きに出たついでに、のぞきにいってみました。
そしたら今日は、よりによって月に１度の定休日…！

タイミング悪いなぁ、もう。
お風呂、どうしよう…。

――そこで、はたとひらめきました。

同じ阪急沿線には、学生時代の４年間を下宿した町があります。
学生の多く住む下町だけあって銭湯はあちこちにあり、
私も合宿中にはよくお世話になりました。

ここから電車で３０分ほどかかるけど…

よし、決めた！
夕飯もあっちで食べよっと。
よく通ってたカツレツ屋さん、まだあるかしら…。

この思いつきにすっかり嬉しくなり、午後、ひとりでワクワク。

そして、先ほど。
帰ってきました。

すっかり男子学生向けに様変わりしたカツレツ屋では、出てきたどんぶり飯にびっくりし、
閑散とした銭湯で、サウナや薬草風呂をはしごして…。

思いがけない夜の小旅行。
大満足です。


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知人の愛

「まんちゃん、この年になると、もう先のことなんて考えるより
今を生きる、だよね」
乾杯！！もちろん大ジョッキ・・・
この言葉を発した本人が、確か５０歳の誕生祝いでした
私、ちなみに２０代

その時の私・・・
「いやいや、ちょっと待って、私まだ、その領域ではないのですが・・・」
だって彼女との年の差はどうみて親子ほど

「ちょっと、順ちゃん！私まだ人生に期待している年頃ですよ」と
叫んだこと覚えています

その彼女とのお付き合いも今日まで至り・・・
開業してから
とにかく世話を焼いてくれます

次々と紹介をしてくれて、しかも団体バスの紹介まで・・・
ありがたいです

昔、絶対携帯電話は持たない！と思っていた私に
「まんちゃん、息子の仕事の関係で・・・頼む！！」
と初の携帯を契約したのは彼女からでした

私絶対の持論ですが・・・・・
その人を信用していたら、細かいことはどうでもよく
言いなりになります
ポリシーなし！
サインします
契約します
拇印します（笑）

アカン？

でも、私勝手の目利きです

つべこべより
まずこちらが全面信頼をよせる、みせることで
その方がどうされるか・・・でしょう

今日、突然会社にお見えいただいた方、
「たいへんやけど、応援するから頑張れ」と・・・
帰り際、「ところで、ここの家賃なんぼやの？」
私、スグさま答えました、なんぼですと！
その方、ニコっ！と深くうなずいて笑顔で帰られました

毎度思うことですが、私たちよりはるかに人生の経験者、
大先輩を相手に、何を繕うことがありましょう
正直に今を語るに限ります

さてさて、話は戻りますが・・・
その、年の離れた友、
この９月の連休にホテル手配の仕事をくれました
そして、「急やから、どこでもいいよ、大部屋で雑魚寝でも」と

私いつも感謝しています
彼女、昔,息子さんの関係で（ノルマ達成で）
私が友だちも誘って契約したことを今も忘れずに
律儀に、返そうとしてくれています

ありがとう！！

と言うつもりが・・・
「ところで部屋は広いの？」
「食事は大丈夫やんね」
「温泉は露天あるやろね・・・」
「二部屋はいるよ！」
あれこれ、出る出る～～


あ～知人の愛よ！
文句も人一倍、どうもです、礼


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