銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

トイレの神様、ありがとう

2010年03月06日 | Hの生きる喜び、それは
涙なしには聴けない、とCD発売前から話題になっている歌があると聞き、
早速ネットの動画配信サイトで聞いてみました

「トイレの神様」

おばあちゃんの死をテーマに歌ったこの歌

“トイレには それはそれはきれいな女神様がいるんやで
だから毎日キレイにしたら 女神様みたいにべっぴんさんになれるんやで”

おばあちゃんからそう聞いて、せっせとトイレ掃除に励むが、
やがておばあちゃんや家族と行き違い、家を飛び出してしまう

そして迎えたおばあちゃんの死

ギターの調べに乗って、優しい歌声に感謝と後悔の思いが交錯
ふと我に返り、自身の思い出とオーバーラップ

好き嫌いはあるかと思いますが、私は好きです、この歌。


小さい頃、両親が共働きでしたので、おばあちゃん子でした
田舎のおじいちゃんおばあちゃんは大きな知恵袋そのものです
たくさん大切なことを教えてもらいながら
遊んで、しゃべって、手伝いして…
思い出すとキリがありません
家に帰って「ひとりぼっち」ということはありませんでした

今、二人は80代後半にさしかかり、
体力、記憶力、ともだんだん衰えてきました
歩く時は、杖と乳母車が必須となってしまいましたが、
元気はいっぱいですので、田んぼに畑にご近所にと、
じっとしていることはないようなぐらい外に出ているようです


月に一回、実家に帰る週末、
普段は早く寝てしまうおじいちゃんおばあちゃんも
この日を待ってました、と言わんばかりに
遅くまで起きていてくれて、「ただいま」の声を聞くと
ひょっこひょっこと入口まで迎えに来てくれます
私の元気な顔を見ると、安心して寝床に

次の日、朝早くから田んぼへ行き、
白菜、菜っ葉、人参、里芋、大根、そしてご飯…
なんぼでも持って帰り、と
どう見ても一人では食べきれないぐらいの食物を
袋いっぱいに詰めて渡してくれます


それを持って実家を出る時、
どうしても泣いてしまうおばあちゃん

あっけらかんと見送る両親に反して、
まるで映画のワンシーンのように
派手に見送るおじいちゃんおばあちゃん


実家と私の住んでいる場所は意外と近く、
車で2時間もあれば行けますし、
しょっちゅう、往復してるので、
うちのおばあちゃん、ちょっと大げさ
逆に笑われてしまいそうです


でも、二人だって間もなく90代
もしかしたらこれが・・・という思いがあるのかもしれません



ツアーでご参加いただくお客様の中には
70代、80代の方もたくさんいらっしゃいます

私はいつも、その方々とツアーに行く際には、
心の中で、自分のおじいちゃんおばあちゃんと行くつもりで
接するようにしています

何か特別なことをするわけではなく、

おじいちゃん
おばあちゃん

そんな優しい気持ちを持つことを心がけています

会いたくてもなかなか会えない、
私がその方々の孫のような存在になれれば、と



話が飛んでしまいましたが、
冒頭の「トイレの神様」
歌っているのは、植村花菜さん
出身は川西市だそうです!
3/10 発売

私、この歌とも歌手とも何の関係もないですが、
ブログを書いているうちに親近感がわいてきました
密かにヒットを祈っております



▼春の3連休利用「韓国版“田舎に泊まろう”」はこちら
http://ameblo.jp/arailuka/theme-10018600189.html


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