銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

天平仏群、大移動

2010年03月10日 | Hの生きる喜び、それは
先月飛び込んできたセンセーショナルなニュース

-天平仏の宝庫、と言われる東大寺法華堂で
 16体の仏群、修理に伴い大移動
 5/17で現在の姿が見納め-

法華堂には本尊・不空羂索(ふくうけんじゃく)観音像や
金剛力士像、四天王像、
日光・月光両菩薩像などを安置

16体のうち12体が天平美術を代表する国宝、
4体は重文指定を受けています

板張りの須弥壇は鎌倉時代の作とされ、
シロアリの被害などで傷みが激しく、
床下にジャッキを入れて補強している状態

地震対策が課題となり、
3年計画で須弥壇と仏像の修理を行うことになったのです



昨年、阿修羅に始まり火がついた仏像ブーム

その何年も前から私にとって東大寺法華堂は特別な空間でした

狭い、いえ本当は広いと思うのですが
仏像群がひしめきあって、
狭く、息苦しく感じるほど
圧迫した空気が流れる法華堂内部

初めて訪れた時は、その圧倒的な迫力に、
たちまちに外へ飛び出してしまったのを覚えています

中央に配される3㍍半を超す不空羂索観音像は、
あまりに神々しく、
大きな存在感で、
両脇の日光月光菩薩が小さく見えるほど

両菩薩は何もかもを見通したような涼しげな眼差しです

一見不釣り合いなようですが、
絶妙のバランスがとれた配置

この三位一体の仏像のまわりに、
隙間ないほどに林立する仏像群が、
勢いを増して私たちに迫ってきます

暑い夏の日に訪れたことがありました
それでも背筋はゾクッとしました

大勢の人混みの中で拝見したこともありました
それでもすべての仏像と眼が合った気がしました

一体、一体を見ると他にも素晴らしい仏像はたくさんありますが、
この張り詰めた空間、圧倒的な仏像の存在感は、
ここ東大寺法華堂しか味わえない、そう思います

修理となれば仕方ないですが、
この麗しき三位一体のお姿が見納めになるかもしれない
というのは、私たちにとって大きな損失です

今回の修理に伴って法華堂内部の仏像が堂外に移されるのは、
創建以来初のこと
再びこの16体が集うこともなくなるかもしれません


…5/17で見納め

行かなければ!


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