飛騨古川の冬祭りから始まり
最上川から蔵王の樹氷、そして
最後は北海道の羅臼、釧路へ
雪景色が続きました・・
北へ、北へと進むうちに、積雪量もどんどん増えて
極めつけの羅臼は極寒、吹雪の極限世界
日本って、広いなあ
沖縄では桜祭りがはじまっていて
伊豆の河津桜も、もう3分咲き
そんな中、まだまだ真冬真っ直中の地域があって
それぞれに四季が移ろいでいる
豊かな風土です
そして、この豊かな風土で育まれる生命も、また豊かです
飛騨古川の冬祭り(三寺参り)は、古くから脈々と伝わる「文化」を訪ねました
最上川と蔵王の樹氷は、雪国ならではの「景色」を堪能しました
そして道東は、その地で育まれる「生命の営み」を感じました
三者三様、それぞれに心に残っています
でも、道東の旅が、ピンポイントで私の急所に攻めてきて
心打ち抜かれました
いつか出会えたらいいなあ、一度この目で見てみたい
そう願っていたあの子に出会えたから!
雪の妖精シマエナガ、これだけでも十分なのに、
オジロワシも
オオワシも
タンチョウも
キタキツネも
エゾシカも
北海道の名ドライバー佐藤さんの案内が全ての出会いに
さらに彩りを加えます
静かに語るように話してくださる佐藤さんが
一度だけ、わずかに興奮された瞬間がありました
羅臼の海辺でスコープをのぞきながら水鳥たちを観察している時―
「あ、ワタリガラスです!ほら、あそこです
あの嘴がすーっと長くて、あごにヒゲがあるカラスです」
「珍しいですね、ボクもまだ数回しか出会ったことがありません
皆さんも良かったですね、ワタリガラスに出会えるなんて」
すぐさま、スコープをセットして私たちにのぞかせてくださいました
「うーん、他のカラスとの違い・・よく分からないなあ」
と、あろうことか、私は一枚も写真を撮ることなく、素通りしてしまったのです
これが、今回の旅、唯一の後悔です
帰って調べてみるとこのワタリガラス
アラスカの写真家の星野道夫氏が追い求めた伝説でもあったのです
アラスカのクリンギット・インディアンには、
ワタリガラスがすべてのものに魂をもたらしたという神話が語り継がれており、
星野氏は、太古の気配を残す南東アラスカへ
ワタリガラスの神話を追い、シベリアへたどっていったといいます
(「森と氷河と鯨ーワタリガラスの伝説を求めて―」星野道夫)
日本神話に登場する八咫烏も、ワタリガラスではないかと言われています
あー、最後に大きな忘れものをしてきた気分
あの時間に戻りたい、でも出会えたのは事実
アラスカでは創造神とも伝えられる伝説のワタリガラスにも出会えて、
「生命の営み」どころが、「天地創世」に触れた気分です(大げさ)
やっぱり日本は広い、知らないことも多すぎる
まだまだ旅する価値があります
(輝く雪原の大地)
さて、突然ですが、
銀のステッキでは、スタッフを募集します。
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