銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

韓国の思い出その1

2009年09月25日 | 見かけだおしNのつぶやき
明日から、「銀のステッキ旅行」海外初ツアーが出発します
行き先は韓国・ソウルです

個人的にも、また仕事でも韓国には何度か訪問しています
食事、文化、かなり好きな国のひとつです
さて、そんな国で思い出されるあるエピソード

それは・・・

世界各国を回って、もう行ったことのない国はないのでは?と
思われるあるお客様のお話

旅慣れていらっしゃいました
こういう方、実は添乗員としてはやりにくもの・・

予定の行程が終わり、夜
その方だけ、オプションでマッサージに出かけることになりました
「大丈夫、一人で」と・・・・
お一人でお出かけになりました

こういう場合、困ること―
それは、旅慣れていらっしゃたとしても最低限のことは注意喚起したい
が、「わかってる!自分は慣れているんだ!」と気分を害される方もあります
(これ多い!)
しかし、添乗員としては異国で、しかも深夜お一人での外出はやはり気をもみます

待ってる間もドキドキ
そろそろお帰りになる頃、でも時間は深夜
お部屋に電話するのは・・・はばかれます
さらに「大丈夫と言っただろう!」
怒られるかも・・・・思案です

すると電話が鳴りました
「今帰りました、ご心配かけました」と

私すごく感激しました

この時間では、私からお電話しにくいのをわかっていらっしゃた、と思います
これ微妙なことですが・・・
添乗員を「ほっと」させる要領をご承知だったんだと
この方の大器を感じたものです

何気ないことですが、気遣いのさりげなさを感じた、記憶に残る一コマでした
と、書いてみましたが、この微妙なニュアンス、添乗員でないと分かりにくいかもしれませんね

明日から二泊三日の小旅行
どんなお客様との触れ合いがまっているでしょうか
楽しみです
って私はのほほん、と留守番でした、あら!


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銀のステッキ旅行
TEL 0797-91-2260(平日8:30~17:00)
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旅の愛用品

2009年09月24日 | のほほん同志Aの日常
今日から「遠征」が始まりました。

日帰り、海外、そして日帰り…と、添乗が長丁場でつづくのです。
ありがたいことですが、当分、家には帰れません。
阪神タイガースで言うならば、「死のロード」。

荷造りなら慣れています。
今朝、パッパと荷物を詰めて家を出ました。

洗面道具や着替えのほかにカバンに入れたのは、

■手のひらサイズの目覚まし時計
■軽くてかさばらない外履き用スリッパ
■暖かくて、丸めてもシワにならない、ポケットいっぱいのウィンドブレーカー

この3つは定番。
1泊2日の小旅行から長期の海外添乗まで、必ず連れていく愛用品です。

これに加えて、ちょっと考えてからカバンに入れたのが、CDと本です。

実は、今夜は(も)事務所に前泊。
枕が変わると眠れない、なんて繊細なことはありませんが、
ついさっきまで仕事をしていたスペースで眠るというのは、
オンとオフの切り替えがなかなか難しいもの。
やはり、リラックスするための儀式は必要です。

というわけで、いつも寝入りばなに聴いているCDと、
読みかけの本を持ってきました。

――夜。
いつものCDを静かに流し、
詠みかけの本を開いたところ、こんな言葉が飛びこんできました。

「本当に必要なものだけが荷物だ」

…クールです。

本当に必要なものだけが荷物だ。

いい音楽を聴きながら、いい言葉に出会う。
事務所での殺風景な時間が、
1日の終わりにふさわしく、くつろぎの時に変わりました。


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彼岸花とゴンギツネ

2009年09月24日 | のほほん同志Aの日常

 

 
 ぎんなんのちいさな実
 野に咲くコスモス
 すいっと目の前を横切った赤トンボ 
 照りかえしの日差しの弱さ
 月見用にとってきたススキ 
 気の早いキンモクセイの香り 
 林道で売られていたカゴの梨
 夜、たえまない虫の音
 ゴンギツネをなぜか思い出す彼岸花
 うなだれる黄色い稲穂


秋の連休で見つけた小さな秋です。

あと、弱々しい動きの蚊。

夏場はいつも逃げられてしまう蚊を、百発百中でしとめたとき、

秋本番を感じました。

 

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関西絶対遺産

2009年09月22日 | 見かけだおしNのつぶやき
大阪梅田
久しぶりに出かけてびっくりしました
基幹道路がどこも工事中
ひとつには阪急百貨店の大がかりな建て替え工事にともなうもの
慣れ親しんだ、通路が封鎖
一体どこをどういけば・・・・悲し
迷子になりました(恥)

ところで随分前から始まった、このリニューアル工事で、なんとも残念だったのが
阪急百貨店のコンコース

一体ここはどこ?
派手な西洋風のデコレーション
きらびやかなシャンデリアが阪急ブランドの象徴!
そして鮮やかな西日にキラキラ、ステンドグラスの美
べたべた関西にあって、ここだけ不思議な異空間
意味なく、ヨーロッパしてました、ここだけ!!

なぜ壊してしまったのですか!?

聞けばあのアーチ天井は、
京都・平安神宮や東京・築地本願寺を設計した
伊藤忠太の作品だとか・・今は無機質な白い平ら天井となってしまった(うっうっ)

連休に湯村温泉に行きました
私そこでの楽しみはひとつ
昔からの外湯「薬師湯」で熱すぎるお湯に浸かること
ところが・・・
無くなっていました、きれいさっぱり
建物そのものが・・・

地元の方に聞くと、建て替え移転したと
「え~」
本当にショックでした
あのレトロな雰囲気
重厚な日銀造の建物、脱衣所の伸びたゴムのカギ、
ボクシンググローブが二本飛び出た按摩機、フルーツ牛乳の紙のキャップ
あの何とも言えない質感を出すことはもう、不可能です
なぜ、このような、今ではどこにでもあるスーパー銭湯みたいにしてしまったのですか!!(うっうっ)

昨日の新聞記事に宮崎駿氏がこんなことを・・・

映画「崖の上のポニョ」ゆかりの、広島県福山市の景勝地・鞆の浦
架橋事業を巡り、計画に反対する住民らが県に埋め立て差し止めを求めた訴訟の判決を前に、
開発か、景観保護かで揺れる鞆の町への思いを・・・

<本文そのまま>―――
過疎化や高齢化が進むことで感じるさみしさを、事業で埋められると考えている人がいれば、それは錯覚だと言いたい。

鞆は、僕が住んでいる埼玉県所沢市よりもお年寄りが住みやすい町だ。
僕も含めて、年を取ると、友人は死んでいくし、さみしい思いをいっぱいする。
そのさみしさは、橋を架けても、摩天楼を建てても変わらない。
じゃあ、橋を架けなければバラ色の未来が広がるかというと、それも違う。

判決が出て、勝った、負けたで何が変わる訳ではないが、もし、景観を守ることが大事だという判断が出れば、
日本の法制史上、大事な一歩になると思う。

どういう判決でもしこりは残るだろう。狭い町の中で住民が賛成、反対に分かれていることは損なことだ。
橋を架ける、架けないとは違うレベルで知恵を出し合ってほしい。
そうすれば、鞆を穏やかで住みやすい町にしていけると思うし、若い人もやがて来るはずだ。
(2009年9月21日 読売新聞より抜粋)

さて私が今、開発の手に陥らないよう切に願う
関西絶対遺産・・・それは
「大阪駅ビル」
あのビル全体に蔓延する独特の空気
失ってからでは取り返しがつきません
ぜひ大阪の観光名所にして皆で盛り上げていきましょう!!
って誰に訴えているのでしょうか、私


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申し訳ありません、お座敷です

2009年09月20日 | のほほん同志Aの日常
■ 「旧九鬼家」 秋の特別公開と、旬彩農家レストランのお昼

この秋、当社一番人気の日帰りツアーです。
このツアーのご予約をいただいたときに、必ず言い添えているひとことがこちら。

「申し訳ありません。お食事はお座敷になりますが、よろしいですか?」

ご年配のお客様のなかには、正座が苦手という方が少なくありません。
ですので和洋問わず、お食事はなるべくイス席でご用意するように心がけています。
やむを得ずお座敷の場合は、お店の方になるべく座椅子を用意してもらうことに。

けれども訪問先によってはどうしても、それが叶わない場合があります。
そんなときには必ず事前にご説明して、了解をいただくようにしています。
何せ、「銀のステッキ旅行」ですから。

とはいえ、正座が苦手なのは、ご年配の方々だけではありません。


――昨日。
4姉妹様でオーダーメイドのご旅行相談をいただいているお客様宅に、お邪魔しました。
先日いただいたご希望にお答えする形で、企画案と見積書をお持ちする大切な日です。

ご自宅にお伺いするのは3回目。
いつも和室に通されます。
もちろん、正座です。

…実は過去2回とも、足の感覚がなくなるまでしびれて立てませんでした。
それでは失礼します、と改まってご挨拶した後にオットット…となり、
あわてて用意して下さった椅子にかけて、
時間よ早く流れて、血も早く流れてー、
と祈りながら足をさするという気まずさ不様さ。

そして昨日。
訪問3回目。
いつもの和室には、『ふたりのイーダ』に出てきそうな
小さくてかわいい、そして少々年季の入った座椅子が用意されていました。

「押し入れに眠っていたのを引っ張り出したので、古くてガタガタしてますが…」
なぜか恐縮する奥様。

――まちがいなく、その座椅子のおかげです。
お話もスムーズにまとまり、正式にお申込をいただき、
そして、スムーズに立ち上がることができました。

実はこちら、先輩に遅れること1ヶ月にしての、新規グループの初受注。
が、お申込いただいたいことの嬉しさより、
座椅子をご用意くださった奥様の心づかいに、じんときました。

今後の教訓。
正座はむしろ、若い世代のほうが苦手です。
上記のツアー、お声でそれと分かるお若い方にも忘れず聞かねばなりません。

「お座敷で座椅子もありませんが…、大丈夫ですか?」


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