銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

スリランカから帰国したら…文明開化

2015年02月13日 | のほほん同志Aの日常
玉手箱を開いてしまった浦島太郎の気分です。

スリランカ添乗で1週間、会社を留守にし、きのう帰国したところ…

なんと銀のステッキ、とうとう Facebook を始めていました!

あんなに「いやだよ~」と目で訴えたのに。
アナログ人間はバッサリですか。

――とまあ、冗談というか、言ってもせんないグチはさておき。

う~ん…コミュニケーションツールとやらが、やたらと増えていきますね。

ケイタイも若い子は2つ持ってて、どっちを鳴らせばいいのか分からない。
メールもどっちに送ったらいいのか、分からない。

どこが便利やねん、めっちゃ不便。
っていうか通信費、高くないのか、きみたち!
そもそも、肝心のコミュニケーションはどこへ行った!!


そういえば、きのう、スリランカからの帰国時もこんなことがありました。

スリランカからの飛行機は1時間遅れて関空に到着。
皆さんを見送ったのち、発車まぎわの神戸行きのバスに飛び乗りました。

会社にはとり急ぎと、スタッフのひとりが最近愛用している様子の iPad へと
「無事帰国しました」の報告メールを送っておきました。

あとはすっかり安心して、機内でも寝ずに読んでいた野島伸司氏の小説、
『ウサニ』をカバンから引っぱりだし、2度目の精読。
は~、すごい、すごい、すごい!!

夢中で読み進めるうちにあっという間に三宮に到着してしまい、
名残惜しい気持ちで本を閉じてバスを降り、ケイタイを見たら会社からの着信と留守電のマーク。

「○○です。無事、帰国されましたか?」

何を心配したのか、ふだん聴いたこともないぐらい、
スタッフの優しい声が吹きこまれてました。

なんでやのん、さっきメールしたよ。
届いてない? もう~ iPad あてにならんなあ。

…とすぐ会社に電話してアナログの確かさをアピール。

教訓: 連絡のツールは一本化しましょう。


ちなみにこちらは、スリランカで一番印象に残っている風景です。



運動場に整然と並んで授業中の子どもたち。
ひとりがバスのなかの私たちに気づいて、小さく胸の前で手を振ってくれました。
私たちが手を振りかえすと、ひとりまた一人と手を大きく振ってくれ、
しまいに全員がバスの前まで走り寄ってきて、完全に授業崩壊(笑)。

あ、こういう写真をUPして、「いいね」をもらえばいいんですね。

ということで遅ればせながら(そしてしぶしぶながら)
私も Facebook の末席に加わることになりました。


…あ~でも、玉手箱を開けた浦島太郎は、
その後どうなってしまったんでしたっけ。

文明の利器を両手両足にもたされた、おさるさんの私は不安です!



銀のステッキ Facebookはコチラ→ https://www.facebook.com/ginst2260

****************************************
貸切バス・オーダメイド旅行のご相談は…
銀のステッキ旅行
TEL 0797-91-2260(平日8:30~17:00)
■銀のステッキは会員制の「旅サロン」を主催しています。
■公式ホームページ:http://www.gin-st.com
****************************************

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

銀のステッキ「Facebook」始めます!

2015年02月12日 | Hの生きる喜び、それは
銀ステのスタッフに蔓延していた長年の合言葉、

「私アナログなんで・・」

いよいよ卒業します!
銀のステッキは、時代の流れに、乗っかることにしました。

どんな流れかといいますと・・・

Facebook 始めます!!

え?

間をあけて発表することでもありませんでした。

ちょこちょこと、小さな情報や写真、日常の一コマをアップしていきます。

ぜひ、銀のステッキの仲間に入ってください!

始めたばかりで、閲覧数も少なく大変寂しい状況ですが、

めざせ、今月100いいね!

銀のステッキ Facebookはコチラ→ https://www.facebook.com/ginst2260

****************************************
貸切バス・オーダメイド旅行のご相談は…
銀のステッキ旅行
TEL 0797-91-2260(平日8:30~17:00)
■銀のステッキは会員制の「旅サロン」を主催しています。
■公式ホームページ:http://www.gin-st.com
****************************************

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ママ犬飼ってよ、という子供に告ぐ

2015年02月11日 | 見かけだおしNのつぶやき
人でも、何でも、やっぱり動いてないと
錆びてきますね。

「もう廃車にしたら」

何度も言いました。

が、

「アイスランド帰ってきたら乗り回すので」

アイスランドって、、、去年の秋だった❓

赤い車は主人の気ままに、じっと我慢の子、
微動だに動かず、駐車場にいました。
(当たり前、誰もハンドル握ってないんだから)

年が明け、

「いい加減にしたら」と。

「スリランカから帰ってきたら、マジです」

マジって、何が・・・

黄砂でなんだかうすらぼけた色に、、、
赤い色がくすんでます。

だからこちらも、すっかり存在を忘れていました。
事務所前の駐車場に陣取っているのにです❗️❗️

これ、スタッフの一人が拾ってきた野良犬の話、
違いました、持ち込んだ車のことでした。

先日、営業で、ちょっと交通事情が悪い場所へ行く別のスタッフが
車借りますね、と。
資料作りに時間がかかったようで
車なら時間短縮とばかりに、その赤い車に颯爽と
乗り込みました。

うんとも、すんとも。

「エンジンかかりませ~ん」

今日、その車の主人がいない間にすみやかに川へ、、、
あっ違った、廃車にしようと、、、
でも、なんだか訴えてくるのです。

まだまだいけますよ、と車が涙目で。
クンクン。

困るなぁ、、、面倒くさいのは人間だけにしてよ、とブツブツ・・・

JAFさんを呼びました。

あれこれ調べていただき、
「ルームライト消し忘れてそのままだったんでしょう」

バッテリーがあがっていたようです。

しかも、
JAFさん「いつから放置ですか?」
私「かれこれ5カ月ほどでしょうか・・」

少し顔を歪めて、

「車も使ってやらないと駄目ですよ」
「こんなに錆びついて、ワイパーもすぐ変えて下さい」
ー可哀想にーーーそう聞こえます

お仕事柄、かなり車好きのはずです。

車の整備に無関心な人間が
一番嫌いなタイプ。
動物愛護協会に近い❓

虐待してたのは私じゃないんです~、と言いたくても
私のJAF会員番号で来ていただいたわけだし、、、
静かなるお叱りを粛々と受けとっていました。

なんでやねん

「それから、、、」

え❓まだ何か・・・

「正常に戻すためにエンジンを切らずに一時間は置いて下さい」

え~

赤い車は今までの
うっぷんをはらすように
自己主張の大きなエンジン音。
ワンワンってか。

うるさいよ。

ご近所迷惑にもなるので、、、

祝日の大切な休息日に
赤い車の希望を叶えました。

ええ、行きたくもないドライブにでるはめになったのです。

洗車もして、リフレッシュして、何より本来の
存在価値を謳歌した赤い車。

いつもの駐車場にホッとおさまった様子は、少し犬に似ていました。

ますます腹たってきた。

自称犬好きの飼い主に告ぐ❗️

『散歩に連れて行かないくせに犬を飼いたがるな』

もとい、私の休日を返せ~
****************************************
貸切バス・オーダメイド旅行のご相談は…
銀のステッキ旅行
TEL 0797-91-2260(平日8:30~17:00)
■銀のステッキは会員制の「旅サロン」を主催しています。
■公式ホームページ:http://www.gin-st.com
****************************************





















  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スタッフそわそわ、私蚊帳の外

2015年02月10日 | 見かけだおしNのつぶやき

今月は、歌劇に始まり、歌劇に終わる、
そんな月になりそうです。

星組トップスターの退団公演。

銀のステッキではありえない全国区からの問い合わせ。
びっくりです。

ある朝、電話が集中して鳴ることがありました。
会社としては、奇跡的出来事、あまりに嬉しくって、
さらに高揚も手伝って、つい私、、、、

「良かったですね~、え❓仙台から❓まぁ、遠くから、仕事は大丈夫❓」
「あら、あなたラッキ~よ、いま電話じゃんじゃんなってるのに、
スゴイ、ついてるね。今年の運使い果たしたかも」
「ヘェ~、そんなに取れないんだ、ユズキさんって、、、」

いちいち
会話してしまいました。

超人気・反響に応えるには、少ない銀ステの電話回線。
それなのに電話が鳴りっぱなしで、ほかのスタッフは、
粛々と、いえ淡々とが正しいか❓

まるでチケットセンターのようなキレイな対応。
もちろん、数に応えるには、正しい対応。

でも、つい
「今日は、寒かったね。当日まで
風邪ひかないようにね、せっかくゲットしたんだから」
顔の見えない初めてのお客様なのに、
どう考えても、20代位と思いきや
上から目線の馴れ馴れしいしゃべり。

チン

電話を切るたび、
もう無駄話はやめて下さい❗️
今日はうちのお客さん相手じゃないんですから❗️
(これはこれで・・・)

まあスタッフに叱られました。

スミマセン、、、

でも、電話が鳴ると
「ヘェ~、そんなに人気なんだ、ところで・・・」
話しを続けようとすればスタッフがこちらを睨んでます。

確かに、こちらも反対の立場で人気公演席を取る際、
聞こえる相手の声は、事務的。

でも、もし
「良かったですね~、私も行きたい舞台です。羨ましい」
なんて言われたら、私嬉しいかも・・・

と、チケット一枚にしてもやっぱり心通う会話が大切よ、
とスタッフ皆に諭そうとしたら、、、

「何言ってんですか。以前、人気の⭕️⭕️のチケット取るときに、
『誰やねん長電話してんの、だから電話繋がらへんねん。
ほんま迷惑やなぁ~。大方嬉しくってチケットセンターの人に
あれこれ無駄に喋りかけてんやなぁ、全く、、、』
って言ってたのは誰ですか❗️❓」

うっ、、私です。
(しかも売る側で・・・)

歌劇の問い合わせは実は、電話よりメールがほとんど。
先日、たまたま留守番の日に

《⭕️⭕️のチケット、何日で取れますか?》とだけ一文入っていました。
すかさず、

《人にものを依頼するなら名前をまず名乗りましょう》
と返しました。

数日返信なく、、、

営業妨害
スタッフが無言で訴えてきます。

そういうわけで、歌劇関係の電話・メールには極力出ないように
しています。

おかげで、、、
歌劇様々のひと月になりそうです。
ありがとうございます。

▪️公演が近づき、当社で予定しているツアーでも各回に
キャンセルが出ています。
諦めずに、ぜひお問い合わせくださいね。
しかし、すごい人気です。私にはわからん、、、
あっ、また余計なこと・・・クワバラくわばら。
****************************************
貸切バス・オーダメイド旅行のご相談は…
銀のステッキ旅行
TEL 0797-91-2260(平日8:30~17:00)
■銀のステッキは会員制の「旅サロン」を主催しています。
■公式ホームページ:http://www.gin-st.com
****************************************





















  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

輝く指先-手話の世界

2015年02月09日 | Hの生きる喜び、それは
今日は、伊丹の聴覚障害者の皆さんとバス旅行に行ってきました

実は私、視力障害者の方々とのバス旅行は何度もあったのですが、
聴覚障害者の皆さんとは初めて

どのようにバス旅行を楽しまれるのか、
まわりはどういうサポートが必要なのか、
知らないことだらけで出発しました

まず、バス車内での案内です
いきなりマイクを使ってしゃべり始めても誰も気付きません
ドライバーに協力してもらい、
車内の電気をパチパチパチ…
点けたり消したりすることで、前方に注意を向けてもらいます

さて、それではマイク案内スタートです
「皆さん、おはようございます!」

すると、最前列に座ってくださっていた
手話通訳の方が、立ち上がり
皆さんの方を向いて大きく手話をしてくれます

もう片方の最前列に座っている要約の方が
大きなボードに、私が話している内容をまとめて書いて
皆さんの方に向けて提示

手話通訳1名と要約2名、計3名で
少しずつ、確実に内容を皆さんに伝えてくれるのです

通常のバスツアーで、車内でマイク案内をしていても、
聞いていない方の方が多い時もあります
自分の案内が拙いせいなのですが、
それでも案内しないといけない時は
会話が一方通行のようで、時々むなしくなることも・・・

ですが、今日は皆さんがこちら(前方)を一生懸命見て
一言一言を、飲み込むように聞いて(見て)
大きく相づちを打ちながら理解してくれています

私も、ゆっくりと、ひとことずつ話しました
時々、手話で質問を返してくださいます

会話のキャッチボール、なんて軽々しく言うことがありますが
今日ほど、この言葉を実感したことはありませんでした

ひとこと話して、理解して、そしてそれを受けて話し出す

不思議でした
車内は私の声だけでとっても静か
それなのに、確実にバスの中がひとつになったような
感覚がありました

声以外の様々な言語が、
皆さんと私とをつないでくれていました

そして案内が終わり礼をすると

皆さんが両手を挙げて手を左右に振り回しててくれました
まるで、“キラキラ星”のポーズです
何のポーズかよく分からず、
ありがとうございます、と再び締めたのですが

手話通訳の方が「あれは拍手の手話よ」と教えてくれました
パンパン叩いても聞こえないからね、
みんなああやって拍手してくれるんです

へぇー 星がキラキラ舞い降りてきたみたいに見えました
何か素敵な手話ですね

でも手話って、すごいですよね
これを知ってたら世界中の人と話せますね
とペラっと言うと

「手話は世界共通じゃないよ、国際手話っていうのはあるけどね
誰もができるわけじゃない
国ごとに違うし、日本の中でも手話には方言があるし
なかなか難しいのよ~」

何にも知りませんでした!
てっきり、万国共通の言語だと勝手な思い込み

「ありがとう」ひとつにしても
日本は、お相撲さんが勝ったときに懸賞をもらう時に、
手刀を切る、その形からきていますが
アメリカの手話では“投げキッス”の形なんだそうです

方言の違いで言えば
名前を関東で言うと、ハンコを押す形
関西は左胸に円にした指を当てて、名札をさす

全く違うんだそうです!

世界には4500万の手話利用者がいて
126の手話が現在世界で発見されているそうです

奥が深い手話の世界ですが
言語のひとつには変わりはなく
指先の魔法、私はそう思っています

ちなみに、地名を表す手話もおもしろくて
伊丹は、伊丹空港があるので飛行機の形を作って表し、
宝塚は左手の甲に右手を当てて軽くはねさせて
ラインダンスを表すんだそうです
宝塚歌劇=宝塚市 なんですね

知れば知るほど奥が深い手話の世界
そのほんの入口を今日は見せてもらいました

****************************************
貸切バス・オーダメイド旅行のご相談は…
銀のステッキ旅行
TEL 0797-91-2260(平日8:30~17:00)
■銀のステッキは会員制の「旅サロン」を主催しています。
■公式ホームページ:http://www.gin-st.com
****************************************















  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする