ATSUー歴女(おばさん?)のひとりごとー

見たこと・聞いたこと・ちょっと調べたこと,気ままに「My 日記」として書いています。

いつも「あなたの声」のコメントありがとうございます。:古文書・・第9回提出です!

2019-07-13 16:19:00 | 古文書
NHK学園古文書解読実践コース2018年度第8回課題が返ってきました。
「A」ですが,第7回よりも間違いが多いです。
♪三歩進んで二歩下がる♪です。

先生は,
「今回は独特な字体の文書,
 その中で難しいくずし字もよく解読出来ました。
 今回は正解をもとにくずし字の字体に目を慣らしてみて下さいね。」
とやる気がわいてくるようなコメントをくださいました。

それだけではありません。

第8回では,「あなたの声」にこんなことを書いていました。
(詳しくは6月10日のブログに書いています。)

「今回の課題は,
 一つの村の中に複数の「村」があるといってもいい状態の「相給村」という
 特殊な事情がある村の「済口(すみくち)証文」でした。

 私が住む網干(現在は姫路市網干区)は,
 江戸時代中期以降,
 龍野藩や同藩預り幕府領・一橋領・讃岐国丸亀藩飛地と錯綜している地域でした。
 網干の歴史を調べたくて見た『姫路市史第4巻本編近世2』には,
 すぐ近くの飾西郡才(さい)村(現在は姫路市広畑区才?)は,
 「酒井家(姫路)領と龍野藩の相給村だったことが書かれていました。

 藩は違っても,「網干」は「網干」です。
 余子浜村・新在家村・興浜村は「網干三カ村」とよばれ,
  (中略)
 今も網干地区は,前述の三カ村を含む24カ村で盛大に魚吹(うすき)八幡神社の秋祭りを
 毎年10月21・22日に行っています。」

これについての先生のコメント
「相給村が“一村”としてまとまるイベントとして祭礼があるのですが,
 現代でも流れがあるのですね。」

本当にいつも「あなたの声」までコメントくださり,ありがとうございます。



写真は,今日の魚吹八幡神社です。
茅の輪が出ています。

明日は,「千燈祭(せんとうさい)」です。
私は見たことがないのですが,
今日お昼過ぎにお参りに行った時は,
ろうそくの準備中でした。

まもなく,第9回課題提出です。
第9回の「あなたの声」は,
6月20日のブログ
「文久2年,寺田屋事件の前に薩摩の一行は,室津や山陽道鵤宿・本陣五百井家に」
とほぼ同じ内容です。
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文久2年,寺田屋事件の前に薩摩の一行は,室津や山陽道鵤宿・本陣五百井家に

2019-06-20 14:38:28 | 古文書
NHK学園古文書2018年度解読実践コース第9回課題は,
「文久の京都情勢ー「平田延胤見聞書」より(文久2年)」です。

文久2年(1862年),延胤が秋田藩から京都の情勢探索を命じられ,
上京して見聞をまとめた報告書の写しです。

なんと,この中には,「寺田屋事件」に関することも書かれています。

ここでは,古文書解読に関係するようなことは書きませんが,・・・

Wikipediaによると,
薩摩の島津久光らが京都・伏見に入ったのが,4月13日,
寺田屋事件は,4月23日です。

その前,薩摩を出た久光一行は,
播州室津(姫路藩飛地)で宿泊。
(我が家から室津へは車で西へ約10分)
写真は,室津海駅館の常設展(写真撮影可)

「下宿帳」



4月3日4日5日と書いているのが見えます。
「小松帯刀様」の字もはっきり,
「大久保一蔵様」も見えます。

そして,2016年3月,
特別展(企画展だったかな?)
太子町立歴史資料館
「お殿様ご到着~山陽道鵤(いかるが)宿・本陣五百井(いおい)家から~」
(写真撮影可)
(我が家から太子町鵤へは車で北へ約10分。ただし,JRの踏切に引っかからなければ)



4月6日と書いています。
「小松帯刀様」も見えます。

(なぜ,「小松帯刀」ばかり書くのか・・・
 それは大河ドラマ「篤姫」の小松帯刀のファンだからです。)

課題,頑張ります!


PS.太子町立歴史資料館
「お殿様ご到着~山陽道鵤(いかるが)宿・本陣五百井(いおい)家から~
の図録をすぐ近くの図書館で借りてきました。
図録によると,
4月2日に室津着,一行548人は本陣薩摩屋などに宿泊。
4月6日朝,室津出発。
     四ツ時(10時過ぎ)に鵤到着。
     小休したのち,姫路で陸路を来た藩兵たちと合流,京都に向かう。
となっています。
室津では泊まっていますが,鵤では小休です。

いつも図録は必ず買うのですが,この展示の時は,
展示が始まるまでに図録が出来上がらず,(なんで間に合わない?)
買い損ねました。

今日(6月21日)追記し,一部訂正しました。
コメント (2)
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「完璧が見えて来る」(?)(条件付き)

2019-06-10 11:53:37 | 古文書
NHK学園「古文書・解読実践コース第7回」2018年度C・D
返ってきました。
「A」です。
先生は,
「今回はもう一息。
 確実に解読できれば
 “完璧”が見えて来る所までまとめる事ができましたね!」

今までで最高の褒め言葉!
「確実に解読できれば」という条件付きですが,
“完璧”という言葉はむっちゃうれしいです。

しかし,
続きません。

第8回,まもなく提出ですが,
こっちは“完璧”は見えません。・・・自分でわかります。


さて,前回の「あなたの声」,「参らせ候」です。
先生は,
「くずし字,“あるある”ですよね。
 (中略) 
 形の解説を求められるとこちらも“う~ん”となってしまします。
 (そんなに多くはないのですがね。)」
とお返事をくださいました。

ほかに課題の文書の質問もしているのですが,
こちらも丁寧にコメントをくださいました。
まだ,第7回の課題が終わっていない方もおられると思いますので,
このコメントについては,ここに書くのをやめときます。

いつも先生は,丁寧にコメントや解説,くださいます。
それも「あなたの声」までも。

きっと,何も質問等されない方に比べてみれば,
私の課題の添削等にかかる時間は,2倍ぐらいかかっているのでは・・・。
と思います。

先生,いつもありがとうございます。


では,いつものように第8回の「あなたの声」

「幕藩所領が錯綜している地域」

今回の課題は,
一つの村の中に複数の「村」があるといってもいい状態の「相給村」という
特殊な事情がある村の「済口(すみくち)証文」でした。

私が住む網干(現在は姫路市網干区)は,
江戸時代中期以降,
龍野藩や同藩預り幕府領・一橋領・讃岐国丸亀藩飛地と錯綜している地域でした。
網干の歴史を調べたくて見た『姫路市史第4巻本編近世2』には,
すぐ近くの飾西郡才(さい)村(現在は姫路市広畑区才?)は,
酒井家(姫路)領と龍野藩の相給村だったことが書かれていました。

(才のことはよく知りませんが)
藩は違っても,「網干」は「網干」です。
余子浜村・新在家村・興浜村は「網干三カ村」とよばれ,
『姫路市史』には,
「揖保川河口の網干地域には,
 (中略)
 年貢米を主とする諸物資の流通の中継地として
 それぞれの役割を果たすことによって,
 一定のまとまりを持っていたのである。」
と書かれています。

今も網干地区は,前述の三カ村を含む24カ村で盛大に魚吹(うすき)八幡神社の秋祭りを
毎年10月21・22日に行っています。

(播磨地方最大24カ村,1万数千戸の氏子の祭りです。
 ちなみに,この秋祭りの地区は,
 中世においては同じ荘園(神護寺領福井荘)でした。)
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第7回課題提出,今回の「あなたの声」は「参らせ候」

2019-05-15 14:03:28 | 古文書
解読実践コース第6回課題が返ってきました。
あいかわらず・・・です。
「A」はとれても,間違いはたくさん・・・。

先生は,
「今回はなかなかの難物(!)でしたね。
 よく対応しましたが,
 今回も正解をもとにくずし字を把握し直してみましょうね。」
と優しいお言葉をくださいました。

第7回はもう少し間違いが少ないのではないかと思っているのですが,どうでしょうか。


さて,またまた,「あなたの声」

「参らせ候」

先日,兵庫県立歴史博物館の「五大浮世絵師展」に行ってきました。
古文書をある程度読めるようになると,
浮世絵の絵だけではなく,文字を読みたくなります。

今回は,幸い,絵から5センチ,10センチといった近さから見ることができたので,
ゆっくりとはりついて見て(読んで)きました。
(その場では,わからなかった字は適当に飛ばして読み,
 家に帰ってから,図録の解説文で復習です。)

そのなかで,???だったのが,
喜多川歌麿「五人美人愛敬競 兵庫屋花妻」の美女が読んでいた手紙です。
「人まねきらい・・・」と読んでいきましたが,
「   」(すみません。パソコンで書けません。)が,
「参らせ候」なのです。
???
きっと,
「参らせ候」と言ったら,「参らせ候」です。
理屈抜きで覚えましょう。・・・というところでしょうか。

古文書を読んでいくのは楽しいですが,
難しいです。

追伸
「富嶽三十六景」といえば,「北斎」と誰でも知っていますが,
このたび,「富嶽三十六景」には,
「北斎改為一筆」とか「前北斎為一筆」と署名されていることを発見しました。
北斎は何度も名前を変えていますが,
正確には「為一」の時の絵なんでしょうね。


今日,第7回,提出します。

コメント (2)
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古文書通信

2019-05-04 09:00:08 | 古文書
忙しい忙しいゴールデンウィーク,真っただ中。

「退位」とか「即位」とか,
「平成」とか「令和」とか,
それどころではなく,バタバタばた。

ただいま解読実践コース3年目,
第6回課題返却待ち。
第7回の課題はほぼ出来ています。(一応)

バタバタの合間に,ちょっとだけ「古文書通信」

家には,「古文書通信」第41号~56号。
この後,古文書の勉強を挫折。

数年後に,再開。
そして,「古文書通信」第101号~120号。


ほんのこの前までは,「あなたの声」にしか興味はなかった「古文書通信」ですが,
さすがに,解読実践コースも3年目になると,
「読めます!」とは言えませんが,
「解説文」を見ながら,楽しめます。
(興味のあるものは)

昨日は,第101号「江戸の画と文字を読み解く」
なんと,私の大好きな国芳!などです。

今日は,第113号「『絵本江戸土産』にみる江戸の名所」
こっちは,広重などです。


はやく歴博(兵庫県立歴史博物館)の
「五大浮世絵師展
 -歌麿・写楽・北斎・広重・国芳-」
会期:2019年4月20日(土)~ 6月16日(日)

見に行きたいです。

はやくゴールデンウィーク,終われ~!
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