ATSUー歴女(おばさん?)のひとりごとー

見たこと・聞いたこと・ちょっと調べたこと,気ままに「My 日記」として書いています。

「A」に戻りました(;^_^A ;4年目のNHK古文書解読実践コース

2019-10-16 07:32:50 | 古文書
NHK学園古文書2019年度解読実践コース第1回課題が返ってきました。
前回(2018年度第10回)「A◎」を取って,大喜びしましたが,
今回は・・・
「A」に戻りました(;^_^A 

私が思うに・・・

課題の古文書をしていると,
「あ,知っている,この文字・・・。
 え~っと,何だったっけ?」

が多いのです。

やっぱり,長年やっている・・・というだけではダメなのです。
筆の動きを真似すること,
調べること,
そして,覚え込むことが大切ではないかと思いました。

それでも先生は,
「今年度は全体的に良い解読でスタート出来ましたね!」
とコメントしてくださいました。

ところで,今回の講評を読むと,
どう考えても先生は,このブログを見ていると思うのです。

「先生!けっしてブログには答えにつながるようなことは書きませんので。」


前回,「あなたの声」で「夏スク」(夏のスクーリング)について,
私は,夏スクをユーチューブにあげてほしい,というようなことを書きました。
そのことについては,
「今,HPでユーチューブでの配信を行う動きが学園内であります。」
とのことでした。
でも,「夏スクは撮影していないのですぐに,は無理」
とのことでした。

楽しみにしています。
遠くて行けない人,
家の事情で家をあけられない人のために
ぜひ,お願いします。


まもなく「第2回」提出です。

次のあなたの声は,
「下張り文書」(兵庫県立歴史博物館)の予定です。

詳しくは,そのうち・・・書きます。

では,また。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

本の紹介(古文書関係)

2019-10-14 15:22:35 | 古文書
今日は,古文書関係の本を何冊か・・・。

高尾善希『やさしい古文書の読み方』日本実業出版社
「やさしい」とあるから,
初心者向けの丁寧に2,3の古文書の翻刻や解説がしてある本だと思って借りました。
が,何のなんの!
「第一章 古文書からのメッセージ」
珍しい信長自筆の感状からは,信長の「肉声」が聞こえます。
手垢がついた版本からは,
はじめは読み仮名しか読めなくても,
自然と漢字が読めるようになったであろう庶民の姿が見えてきます。
古文書は読めればいいのではありません。
図書館で借りた本だったのですが,購入しようと思ったけど,絶版。
この本に紹介されていた字典は1冊買おうと思います。
(中身は歴史博物館でチェック済)

ということで,
紹介されていた字典

林英夫監修『増訂 近世古文書解読字典』 柏書房
初心者向けです。
人によっては,文字数が少ないというかもしれません。
でも,
高校生の時,
英語の単語は『試単』(または,『でる単』:『試験に出る英単語』)を
丸覚えしようとしたように,(今はもうすっかり忘れた・・・。)
少なめのくずし字を丸覚えするのも,いいのではないか・・・!
と,買いました。
(ただし,まだ,調べるためには使いましたが,覚えていません。)

新井敦史『武士と大名の古文書入門』吉川弘文館発売 天野出版工房発行
古文書といえば,柏書房・・と勝手に思っていましたが,
これもわかりやすい!

でも,こっちの方が好きかも

佐藤孝之『よくわかる古文書教室』吉川弘文館発売 天野出版工房発行   


NHKのテキストは,「解読実践コース」にもなると,
初歩的な読み下し文や現代語訳がなくなってきます。
でも,私にはこれらがまだ必要です。

もちろん,「はじめての古文書」の復習をすればいいのですが,
冊子のようなテキストよりも,本の形が読みやすい。(持ちやすい?)

おでんちゃん(油井宏子『古文書はこんなに面白い』)は
時々思い出したように読んでいます。

PS.なぜか,このページを見る方が多いので,
(多いといっても,私のブログを見ている人は少ないので,
 その少ない中で比較的「多い」ですが)
10月30日追記しました。
以前読んだ本です。(2018年11月)

アダム カバット『妖怪草紙―くずし字入門』柏書房
くずし字の勉強をされている方にお薦めします。
わかりやすいし,妖怪のおはなし自体が面白いです。
ただ,かな文字が中心ですので,
「これを勉強したら,古文書が読める。」というわけにはいきません。
見越入道のファンになりました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2018年度解読実践コース締めくくりは「A◎」

2019-09-13 05:51:38 | 古文書
古文書を勉強して・・・何年?

NHK学園は,
はじめての古文書・・半年
基礎・・1年,
応用・・1年,
応用ステップ2・・1年,
解読実践コース・・3年。

でも,その前に,NHK挫折1回,

学生時代,何単位?




2018年度解読実践コース第10回課題,昨日返ってきました。
その「評価」です。

やったね!

こんな評価は,解読実践コースでは,「初」です。

でも,単に今回は,簡単だっただけです。
満点ではありません。

次は,こんな評価,無理でしょう。

でも,うれしいです。

まもなく,2019年度解読実践コース第1回課題提出です。


先生の「講評」には,
いつものように,課題についてのほか,
「あなたの声」についても,書いてくださっています。
「小松帯刀!懐かしいですね。」と始まっています。
(前回の「あなたの声」はどこかに書いていますが,
 明治初め,五代友厚が小松帯刀にあてた書状について書いています。)
以下省略します。
先生の「講評」,とっても嬉しいので,秘密です。

さあ,2019年度もがんばるぞ~!


PS.2019年度第1回の「あなたの声」は,
「夏期集中スクーリングには参加できないので,
 (東京まで行けない。)
 ユーチューブかDVDで見ることができたらいいなあ,
 ご検討お願いします。」
といったことを書きました。




コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いよいよ2018年度NHK古文書第10回課題提出です。&第9回反省

2019-08-19 14:36:54 | 古文書
第9回は「文久期の京都情勢」
「A」はつきましたが,
一行,どうしようもなく間違えています。
(わからなかったので,質問もしましたが)

先生の「講評」
「今回のような文書から史実の裏付けが行われるのですが,
 誤読は史実を歪めてしまいます。」
まさにその通り。
特に私の課題をさして言っているわけではないと思うのですが,
ズキッときます。

その後,
「でも,一部残念な所を除いて
 今回は良く当時の様子を再現する事が出来ていましたよ。」

ということは,やっぱり,私のリポートのことを
「誤読は史実を歪めてしまいます。」
と言っているわけではない・・・ですよね。

でも,ズキッときます。
反省です。
復習しないと・・・です。


と,言いながら,第10回。

いつものように「あなたの声」

「今回の課題は,「横浜表昆布貿易につき願書」でした。
 横浜開港による混乱はすさまじかったと思っていましたが,
 今回の課題を読むと,
 やはり,このような庶民レベルのことがあったのだ・・・と思いました。
 さて,兵庫県に住む私にとっては,
 「開港」といえば神戸です。
 平成29年,神戸市立博物館では,
 「神戸開港150年記念特別展 開港への潮流 開港前夜の兵庫と神戸」がありました。
 開港前の古文書,写真,絵図が中心でしたが,
 私は明治元年の 
 「薩摩藩家老小松帯刀宛五代友厚書状」が気になり,
 解説を見ながら書状を読み(ながめ?)ました。
 図録の解説には,
 「五代は「神戸に取り立てて用事はないが,
  『追々盛ニ相成形勢』を見聞するために行くのである」
 と書簡中で述べている。」と書かれていました。
 この書状はくせがあり,なかなか読めませんでしたが,
 今回の課題は自分なりによくできた・・・と思っています。

 追伸・・・前回の「あなたの声」にも小松帯刀が登場しましたが,
 大河ドラマ「篤姫」の小松帯刀のファンでした。
 ちなみに,五代の方は,
 朝ドラ「あさがきた」の五代さまのファンでした。
 (蛇足・・・ですね。失礼いたしました。)」

さあ,第10回課題提出です。
第10回は,「自分なりによくできた・・・と思っています。」と
「あなたの声」にも書いてしまいました。

もちろん,続けて2019年度も頑張ります!
第10回課題といっしょに,2019年度を申し込みました。

ファイト!オ~ッ!  です。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

漂流民と異国船との出会い:油井宏子『絵で学ぶ古文書講座』

2019-08-02 10:31:58 | 古文書
「漂流民と異国船との出会い」は,油井宏子氏の『絵で学ぶ古文書講座』のサブタイトルです。

弘化元年12月21日(西暦では,1845年1月28日)阿波国のある漁船が出帆しました。
しかし,暴風雨で流され,南海の島へ。
アメリカの捕鯨船に助けられ,
最終的には,(ペリーで有名な)浦賀で上陸します。
弘化2年3月14日のことです。

簡単に言えば,こんな話を
油井宏子氏が,
「所蔵者の許可を得て(文書名・所在は本書では非公開)」
紹介しています。

『絵で学ぶ古文書講座』ですから,
古文書(でも,『古文書はこんなに面白い』のように,全文ではなく,部分的に)を
解説付きで読んでいきます。

でも,古文書に関係なく,
ハラハラドキドキしながら,読んでいきました。

この古文書に描かれている絵も素敵です。

参考に載せてくれている写真もいいです。

また,この「事件」に関する他の古文書とも比較しながら書かれています。

本の最後に参考文献リストがあります。

その1行目
国立国会図書館所蔵『幸宝丸漂流一件聞書』は,
パソコンで検索すると,全文見ることもできました。
プリントアウトもOK!

油井宏子氏の『絵で学ぶ古文書講座』は読み終えましたが,
次は,この本も見ながら,『幸宝丸漂流一件聞書』を読んでいこうと思います。



写真は,『絵で学ぶ古文書講座』と『幸宝丸漂流一件聞書』です。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする