ATSUー歴女(おばさん?)のひとりごとー

見たこと・聞いたこと・ちょっと調べたこと,気ままに「My 日記」として書いています。

内閣府防災情報のページ 報告書(1854 安政東海地震・安政南海地震)

2018-04-12 11:48:52 | 日記 安政地震関連・本・古文書など
探せばいくらでもあるものです。

「内閣府防災情報のページ」というサイトを見つけました。
その中の
報告書(1854 安政東海地震・安政南海地震)は平成17年作成のものです。
新しい~!
(今までみつけたものに比べて。でも,東日本大震災より前)


その報告書
まず,<概要>
安政元年(1854年)11月4日に安政東海地震,
翌5日に安政南海地震が起き,
伊豆から四国までの広範な地帯に死者数千名,
倒壊家屋3万軒以上という被害をもたらした。


膨大な(いや,長い?)報告書で,まだ全部読んだわけではありませんが,

「第2章 安政東海・南海地震(1854)の詳細実態」
を少し読むと,

「このペアの巨大地震に関しては,・・・
「日本地震史料」の中に活字本にして397頁,
さらに都司や東京大学地震研究所によって膨大な資料が紹介された。
その資料の全体量は,活字本として3000頁を上回る膨大なものである。」

ひえ~!

すごい史料!

東京大学地震研究所って,
「みんなで翻刻」の史料の機関ですよね。
(「みんなで翻刻」は京都大学古地震研究会)


ほかのページには,
下田の例,大坂の例などが載っていました。

嘉永7年って,
このペアの地震の前に,
6月15日に伊賀上野地震もあったんです。
この時は,大坂は若干の被害を受け,
次の11月4日5日で地震とその後の津波で大きな被害を受けたそうです。


資料(本や史料)が多すぎて,とてつもない・・・ということがわかってきました。

私が知らなかっただけです。


この報告書を中心になって書いた人

都司嘉宣氏:元東京大学地震研究所地震火山災害部門准教授。
東日本大震災の時は,テレビにもよく出ていたそうです。

彼の著書『千年震災 繰り返す地震と津波の歴史に学ぶ』
要チェックです。

東日本大震災後の2011年5月に出版された本のようです。

私は何がしたいのだろう?



コメント
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