ATSUー歴女(おばさん?)のひとりごとー

見たこと・聞いたこと・ちょっと調べたこと,気ままに「My 日記」として書いています。

第5回「あなたの声」:錦絵「萬々両札のつき留」

2019-03-10 16:33:01 | 古文書
ただいま,
解読実践コース 2018年度C.D 第4回の返却待ちです。
第5回もほぼできました。

いつものように,第5回
「あなたの声」より

錦絵「萬々両札のつき留」

先日,いつも行っている歴史博物館で面白そうなチラシを見つけました。



貨幣博物館の「企画展 江戸の宝くじ「富」-一攫千金,庶民の夢ー」です。
すでにこの企画展がおわっていたので,博物館の方にお願いすると,
このチラシをいただくことができました。

チラシの大画面の錦絵は,「萬々両札のつき留」江戸時代後期
と書かれていました。

まん中の神主が富突錐で富箱の中の富駒をつきさし,ひきあげます。
すると,まわりにいる人々がさわいでいます。
「当りハわしで御座る」
「当りハせつしやで御座る」
「かんぬしさん,しつかり御願申升」
「イヨイヨわつぢか当りで御座候やす」などなど
それを役人のような人が見ています。
「どうでござり升,
 いづれも ほしそふな がんしよくて ござり升」

第5回の課題を見てびっくり!
なんと,「富突興行につき口上之覚」です。

楽しく課題に取り組めました。
(「A」がとれるかどうかは別として)


PS.「升」=「ます」
口語では,「候」ではなく,
今と同じように「・・・ます。」と言うのでしょうか。
「升」のこのような使い方を初めて(?)見ました。
コメント (2)
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