最近読んだ本,
いえ,眺めている本です。
まとめます。
①東京国立博物館監修『洛中洛外図屏風 舟木本 岩佐又兵衛筆』
圧巻です!
岩佐又兵衛の「洛中洛外図屏風 舟木本」,たまたま見つけて,買いました!
実は,実物を25%に縮小した,東京国立博物館監修です。
それが,なんと,1200円+税!!
虫眼鏡を使えば,細部まで見ることができます。
細部までとても丁寧なのです。
舟木本は,ネットで見ることができることは知っています。
でも,全体を見ることはできません。
大坂の陣直前の微妙な時代。
あの「国家安康」の鐘もあるし,豊国廟で花見をする人もいる。
でも,二条城もある。
鴨川では牛に荷物を載せて運ぶ人,泳ぐ人,しじみ採りの人?部屋に飾っています。(4月3日)
②奥平 俊六『洛中洛外図 舟木本 (アートセレクション)』
以前,「圧巻です!岩佐又兵衛の「洛中洛外図屏風 舟木本」,
たまたま見つけて,買いました!
実は,実物を25%に縮小した,東京国立博物館監修です。」
と書いた洛中洛外図舟木本(屏風です。)を部屋に置いています。
時々ぼおっと眺めているのですが,
もう少し解説が欲しくて図書館で借りたのがこの本です。
この本は,屏風とセットで見ています。
なるほど,このシーンはこんな意味があるのか・・・
と思ってはその場所を屏風の中で見つけています。(5月20日)
③NHKプロモーション,NHKエデュケーショナル
『NHK 浮世絵 EDO-LIFE 浮世絵で読み解く江戸の暮らし』
テレビ番組の「浮世絵EDO-LIFE」もこの本の「浮世絵EDO-LIFE」も
ただぼおっと浮世絵を見ているだけではわからなかったその絵の意味や背景を教えてくれます。
今,「浮世絵EDO-LIFE」の「福袋」を再放送していますが,こちらもおもしろいですね。
先に書いた江戸初期の洛中洛外図舟木本も江戸後期・幕末の浮世絵も,
その時代に生きていた人々の姿が目の前に現れるようです。(5月20日)
④歴史人 2021年3月号
『古地図と現代地図で歩く 江戸 京都 大坂』
正確には,時々眺めている本。
今日書いた2冊の本(「洛中洛外図舟木本」「浮世絵EDO-LIFE」)同様,
その時代の様子がわかります。
たくさんある似たような本の中で,この本が好きなのは,
「京都・大坂」がたくさん載っているところ。
江戸時代はどうしても江戸中心になりますが,
関西人の私には,京都や大坂の方がなじみがあるし,
現在との比較がしやすいです。(5月20日)
⑤小澤 弘,小林 忠『『熈代勝覧』の日本橋 (アートセレクション)』
昨日に引き続き,「読んだ本」というよりは,何度も眺めている本です。
前に書いた『洛中洛外図舟木本』(以下①)から約200年。
『『熈代勝覧』の日本橋』(以下②)舞台は江戸です。
2つを見比べてまず思ったのは,建物の屋根の違い。
②は瓦ぶきになっています。
地方も瓦ぶきだったかどうかは知りませんが,
①は当時の日本の中心京都ですが,民家は板葺きです。
②は寺子屋入門の親子など平和です。
①は馬に乗り,槍を立てて疾駆する武士の一団も描かれています。
(時は,大坂の陣直前ですから)
見比べるとおもしろいです。(5月21日)
追記:以前に読んだ『NHKスペシャル シリーズ大江戸の世界』の
「第3集 不屈の復興!!町人が闘った大火の都」(この大火は1657年の明暦の大火です。)
89ページに「建物の屋根には火に強い瓦を葺くことが奨励される。」とありました。
日本橋だから瓦葺きであって,地方だと,茅葺きや藁ぶきが普通だったのかもしれません。
⑥上野憲示監修『決定版 鳥獣戯画のすべて』
ぼおっとながめて癒されよう,と買った本。
が,おもしろい!
以前録画していた「日曜美術館」や「ぶらぶら美術・博物館」の
「鳥獣戯画展」もあわせてじ~っと見ました。
断簡や模本つないでの甲巻復原はすごい!
平成の大修理で,丙巻は実は前半と後半は1枚の紙の表裏だった!
もしかしたら,後白河院?
私の一番のお気に入りは,丁巻第13紙の振り向く貴族のおじさん?かな?
関西に住む私は,遠いのでとても行くことができませんが,
東京国立博物館の「鳥獣戯画展」が再開されますように。(5月27日)
いえ,眺めている本です。
まとめます。
①東京国立博物館監修『洛中洛外図屏風 舟木本 岩佐又兵衛筆』
圧巻です!
岩佐又兵衛の「洛中洛外図屏風 舟木本」,たまたま見つけて,買いました!
実は,実物を25%に縮小した,東京国立博物館監修です。
それが,なんと,1200円+税!!
虫眼鏡を使えば,細部まで見ることができます。
細部までとても丁寧なのです。
舟木本は,ネットで見ることができることは知っています。
でも,全体を見ることはできません。
大坂の陣直前の微妙な時代。
あの「国家安康」の鐘もあるし,豊国廟で花見をする人もいる。
でも,二条城もある。
鴨川では牛に荷物を載せて運ぶ人,泳ぐ人,しじみ採りの人?部屋に飾っています。(4月3日)
②奥平 俊六『洛中洛外図 舟木本 (アートセレクション)』
以前,「圧巻です!岩佐又兵衛の「洛中洛外図屏風 舟木本」,
たまたま見つけて,買いました!
実は,実物を25%に縮小した,東京国立博物館監修です。」
と書いた洛中洛外図舟木本(屏風です。)を部屋に置いています。
時々ぼおっと眺めているのですが,
もう少し解説が欲しくて図書館で借りたのがこの本です。
この本は,屏風とセットで見ています。
なるほど,このシーンはこんな意味があるのか・・・
と思ってはその場所を屏風の中で見つけています。(5月20日)
③NHKプロモーション,NHKエデュケーショナル
『NHK 浮世絵 EDO-LIFE 浮世絵で読み解く江戸の暮らし』
テレビ番組の「浮世絵EDO-LIFE」もこの本の「浮世絵EDO-LIFE」も
ただぼおっと浮世絵を見ているだけではわからなかったその絵の意味や背景を教えてくれます。
今,「浮世絵EDO-LIFE」の「福袋」を再放送していますが,こちらもおもしろいですね。
先に書いた江戸初期の洛中洛外図舟木本も江戸後期・幕末の浮世絵も,
その時代に生きていた人々の姿が目の前に現れるようです。(5月20日)
④歴史人 2021年3月号
『古地図と現代地図で歩く 江戸 京都 大坂』
正確には,時々眺めている本。
今日書いた2冊の本(「洛中洛外図舟木本」「浮世絵EDO-LIFE」)同様,
その時代の様子がわかります。
たくさんある似たような本の中で,この本が好きなのは,
「京都・大坂」がたくさん載っているところ。
江戸時代はどうしても江戸中心になりますが,
関西人の私には,京都や大坂の方がなじみがあるし,
現在との比較がしやすいです。(5月20日)
⑤小澤 弘,小林 忠『『熈代勝覧』の日本橋 (アートセレクション)』
昨日に引き続き,「読んだ本」というよりは,何度も眺めている本です。
前に書いた『洛中洛外図舟木本』(以下①)から約200年。
『『熈代勝覧』の日本橋』(以下②)舞台は江戸です。
2つを見比べてまず思ったのは,建物の屋根の違い。
②は瓦ぶきになっています。
地方も瓦ぶきだったかどうかは知りませんが,
①は当時の日本の中心京都ですが,民家は板葺きです。
②は寺子屋入門の親子など平和です。
①は馬に乗り,槍を立てて疾駆する武士の一団も描かれています。
(時は,大坂の陣直前ですから)
見比べるとおもしろいです。(5月21日)
追記:以前に読んだ『NHKスペシャル シリーズ大江戸の世界』の
「第3集 不屈の復興!!町人が闘った大火の都」(この大火は1657年の明暦の大火です。)
89ページに「建物の屋根には火に強い瓦を葺くことが奨励される。」とありました。
日本橋だから瓦葺きであって,地方だと,茅葺きや藁ぶきが普通だったのかもしれません。
⑥上野憲示監修『決定版 鳥獣戯画のすべて』
ぼおっとながめて癒されよう,と買った本。
が,おもしろい!
以前録画していた「日曜美術館」や「ぶらぶら美術・博物館」の
「鳥獣戯画展」もあわせてじ~っと見ました。
断簡や模本つないでの甲巻復原はすごい!
平成の大修理で,丙巻は実は前半と後半は1枚の紙の表裏だった!
もしかしたら,後白河院?
私の一番のお気に入りは,丁巻第13紙の振り向く貴族のおじさん?かな?
関西に住む私は,遠いのでとても行くことができませんが,
東京国立博物館の「鳥獣戯画展」が再開されますように。(5月27日)