ATSUー歴女(おばさん?)のひとりごとー

見たこと・聞いたこと・ちょっと調べたこと,気ままに「My 日記」として書いています。

第10回課題は,8代目市川団十郎。そういえば,国芳の「八代目市川團十郎死絵」見たことがあります。

2020-06-17 10:19:53 | 古文書
NHK学園古文書,2019年度解読実践コース第9回課題は,
・・・「A」に戻ってしまいました。
基本的な文字も間違えているので,しっかり復習です。

さて,前回の「慶安の御触書」がなかった,については,
「90年代に山本英二さんが提起したものです,」と講評に。
先生は,「あなたの声」に私が書いたことにもいつもひと言書いてくださいます。
うれしいです。

ということで,
第10回の「あなたの声」は,
「8代目市川団十郎」です。

今回の課題は,
「市川団十郎孝行褒賞につき自身番屋へ張り出しの写(弘化2年5月)」です。

(え?
 今年5月に買った『和楽』は「新しい歌舞伎の時代がやってくる!」
 「独占掲載 市川海老蔵,團十郎襲名を語る」です。
 その記事の中には,
 初代團十郎から現在の13代目(・・・コロナで襲名披露が延期ですが)
 までの解説が載っています。
 そして,課題の8代目・・・課題は弘化2年(1845年)ですが,
 嘉永7年(1854年)謎の自殺を遂げるのです。)
*(  )の部分は「あなたの声」には書いていません。

そういえば,
2016年神戸市立博物館の特別展
「ボストン美術館所蔵 俺たちの国芳 わたしの国貞」で
見たことがあるのを思い出しました。
歌川国芳の「八代目市川團十郎死絵」です。
武者絵やおいしそうな浮世絵,
愛らしい(?)猫の妖怪・猫又や
(今もこの時にガチャポンであてた猫又は,私の家のカギについています。)
風刺のきいた絵・・・
そんな国芳の絵の中で独特の雰囲気がある死絵は,
国芳らしい派手さはないのに,
だからこそインパクトがあって,
今もはっきり覚えています。

課題に挑戦しながら,
なつかしい図録を読み返しました。


ちなみに,今日のPSプレミアム「英雄たちの選択」は,
「名優誕生!九代目市川團十郎 新時代に挑む」です。


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13 コメント

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人魚についてはまた後日 (ATSU)
2020-06-29 11:33:48
YAPIさま
いつもありがとうございます。
「ライデン国立民族学博物館から人魚がきてるんですね。」・・はい,見ました。
この人魚,もともとは日本のもので,出島からオランダに行ったものです。
人魚自体よりもその背景に,ゾクッとしました。
今日,ブログ更新しましたが,この点については,すみません,時間の都合で,後日改めて。
ではまた。
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妖怪図鑑 (YAPI)
2020-06-29 07:18:27
ATSUさん こんにちは。
ご感想ありがとうございます。「肥後国海中の怪」は「驚異と怪異」で人気というわけでもないんですね。水木しげる『妖怪図鑑」の白黒版は子どもの頃に図書館で借りたような記憶もあるのですが、アマビエは記憶にありません。水木さんも絵を描くときに「肥後国海中の怪」を参考にしたそうですが、木版なのに京大の1枚しか現存しない?のが不思議です。文字だけよりも、絵とか映像が残ってるものは注目されますね。写真や映画が発明される前の、世阿弥の能とか初代團十郎の映像が残ってたらどれだけ貴重な資料になったことでしょう。

ライデン国立民族学博物館から人魚がきてるんですね。ライデン行ったことがありますが、静かな古都でした。人魚見たのか記憶にありませんが。
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人気は元祖アマビエではないのかも? (ATSU)
2020-06-27 16:25:07
YAPIさま
いつもありがとうございます。
「驚異と怪異」の感想等は,後日別に書くとして,
質問(?)の件について
「肥後国海中の怪」のアマビエが江戸時代では唯一で元祖のアマビエです。
江戸時代に出て来る同じような予言をする妖怪に,「アマビコ」があり,それは,複数あります。
だから,「肥後国海中の怪」の「アマビエ」は「アマビコ」の書き間違えではないか?と歴博学芸員の香川先生の新聞記事だったかな(?)で見たことがあります。
それを水木しげるらが描き,またそれを「テルマエ・ロマエ」のヤマザキマリら現代の有名人が描き,こんな人気になったのだと思います。
「アマビコ」はかわいくないですが,「アマビエ」は独特のかわいさがあるから,うけたのでしょうね。
で,昨日の「驚異と怪異」の展示ですが,いろんな国の立体的なすごい展示がいっぱいあるので,
(もともと,大阪の国立民族学博物館が昨年秋にした特別展「驚異と怪異」の巡回展として企画されたものです。ただし,規模は小さいと思います。また,独自に追加した資料があります。)
昨日,平日のお昼の割にはたくさんの方がおられましたが,「肥後国海中の怪」をじっと見ている方は私が見た限りではいませんでした。
だから,人気があるのは,「肥後国海中の怪」のアマビエではなく,それをアレンジしてネットに投稿したり,人気があるといって,つくられたかわいい和菓子だと思います。
ん・・・水木しげるは偉大・・・かな?
私の感想です。

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アマビヱ様 (YAPI)
2020-06-27 10:53:27
歴博を4ヶ月ぶりに訪問されたんですね。
「驚異と怪異」展でアマビヱ様が人気みたいですが、パソコンの画面で見るのと本物見るのでは全然違いますか?
そもそもどうしてこんなにアマビエに人気が出たのかイマイチわかってないのです。
なるべく本物見たいのですが、今は無理なのでご感想をきいてみたいです。
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4か月ぶり (ATSU)
2020-06-26 15:27:56
4か月ぶりに電車に乗り,バスに乗り,
そして,姫路城を拝んで,
総社で茅の輪くぐりして,
歴博で懐かしい(?)方々に久しぶりに会って,少し話して,
「驚異と怪異」見て,
「アマビエ様」と写真撮って,(撮影用)
・・・
時間がないので,詳細は後日。

もっと,「4か月ぶり」に感動するかと思ったけれど,
なんか,いつものような気分・・・
でも,ちょっと緊張したかな?

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けんか祭は中止です。 (ATSU)
2020-06-25 07:36:59
今朝は,
千葉県北東部で震度5弱の地震。
長崎県各地で猛烈な雨。
昨日は,
東京都内で新たに55人が新型コロナウイルスに感染していることが確認。
1日の感染の確認が50人以上となるのは,大型連休中の先月5日以来で,先月25日に緊急事態宣言が解除されたあとでは,最も多くなった・・・らしい。

そして,灘のけんか祭は,コロナのため中止と発表。
魚吹は?

明日,姫路城を拝んで(?),
総社で茅の輪くぐりして,
歴博で,アマビエ様(?)にお願いしてきます。
明日,4か月ぶりに,行けますように。
行けるかな?
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2020年度も頑張ります! (ATSU)
2020-06-24 13:53:24
今,2020年度の講座一式が届くのを待っています。
2019年度第10回の課題の出来不出来はともかく,(;^_^A
ちょうど第13代目團十郎襲名と重なり,
雑誌『和楽』でも,BSプレミアム「英雄たちの選択」でも歌舞伎が取り上げられ,楽しく課題が出来ました。
(課題は8代目,
「英雄たちの選択」の主人公は9代目團十郎でしたが,7代目(課題では「海老蔵」)や8代目のこともよくわかりました。
「英雄たちの選択」では,川上音二郎や貞奴も登場し,昔見た大河ドラマ「春の波濤」を思い出しました。
あの時は貞奴は最後に松井須磨子に負けるのですよね~。
それが感動的だったのを覚えています。
すみません。話がそれました。
実は,かつて,演劇部だったもので)

雪花さまももうすぐ2019年度が終わりますね。続けてNHK学園古文書講座,されるのでしょう?
YAPIさまには,NHK学園はちょっと簡単すぎるかもしれませんが,インストラクター1級目指されますか?

私は1級インストラクターのことはちょっと後回しにして,(地元図書館ですら,コロナで時間制限がありますし。)
2020年度,頑張ります!

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古文書通信講座 (雪花)
2020-06-23 20:58:23
ATSUさん、こんばんは

NHK学園古文書通信講座、自動更新になったこと知りませんでした。情報ありがとうございます。
YAPIさんごめんなさい。
一度よく調べてみるのはいいと思います。

よろしくお願いします。

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わ~!なんだか,うれしいです。 (ATSU)
2020-06-23 07:31:41
雪花さま,お久しぶりです。お元気だったようです,何よりです。
YAPIさま,いつもありがとうございます!

わ~!なんだか,うれしいです。
3人で会話しているみたいで。
最近,人と話すること自体が減ってしまったし。

さて,まず,古文書講座の件,
最近,第9回が返ってきて,第10回を提出しました。
いつもなら,第9回に次年度の申込用紙が入っているのに,入っていません。
おかしいなあ,と思い,『古文書通信』を見ると,
今年度から,自動継続になったとのこと。
どうせ,続けるつもりだったからいいですが,
自動継続っていうのは,新しい人には参加しづらいと思いますよね。

と,いうことで,歌舞伎。
私は,歌舞伎も,能も狂言も,なまで見たことがありません。
大阪まで行けば,いくらでも見ることができるのでしょうけど。
歴史が好きだ,という限りは,一度は見てみたいと思うのですが・・・。
(いやそれよりも,宝塚や吉本に行きたいかも?・・失礼しました。関西人なもので)

北海道にも,行ったことがありません。
一度行きたいです。
九州は,数回行ったことがあります。でも,30年ほど行っていません。

今は,今日から始まる,兵庫県立歴史博物館の特別展「驚異と怪異」を楽しみにしています。
(今日は忙しいので,今週金曜日にいく予定です。
すでに,予約済みです。)

ではまた。

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謡本 (YAPI)
2020-06-23 06:02:21
雪花さん はじめまして、ですかね。コメントではATSUさんとのやりとりを時々拝見しております。割り込んだらいけないと思ってご挨拶が遅れました。北海道の情報がとても興味深いです。私は何も知りませんので色々教えて下さい。

ATSUさん こんにちは。私も歌舞伎は疎いのです。なにしろ歌舞伎公演を滅多に見られないので。博多まで行けば「博多座」ってところで松竹歌舞伎が見られるのですが、チケットも高いですし、歌舞伎の観客はセレブ?とか勝手に思ってます。
日本史を教えてくれた先生が能や狂言の愛好家で、その影響を受けましたので、能は結構な回数見るようになりました。この頃は新型コロナで公演は見られなくなりましたが。
能は謡本(うたいぼん)というのを公演に持って行くと、何を言ってるのか確認できて理解が深まります。くずし字で書いてる謡本だと古文書の勉強にもなりますよ。

雪花さんは北海道にお住まいでしたね。
北海道は何回か旅行しましたが、釧路とか旭川・富良野とか函館くらいしか知りません。函館では石川啄木のお墓がある立待岬に行ったのを思い出しました。広すぎて1回や2回行ったくらいでは北海道は何も分かりません。
今回のコロナ禍では、北海道でも感染者が急増して大変だったでしょう。最近は新規感染者数も落ち着いているようですが、自粛解除して観光客を受け入れると第2波第3波に襲われやしないかと心配しています。いつかワクチンが出来て安心して出かけられるようになったら、また北海道旅行してみたいです。
自動継続のお話し、ありがとうございます。事務所に訊いてみます。雪花さん、今後ともよろしくお願いいたします。
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Unknown (雪花)
2020-06-22 16:43:20
ATSUさん お久しぶりです。
元気にしております。長い自粛でコメントもご無沙汰してしまいました。

ATSUさんとYAPIさんのやりとりは知らないことが多く、とても勉強になります。お二人ありがとうございます。

歌舞伎は学生時代、東京でしたので何度か見ました。
北海道に引っ込んでからは、見る機会も無く遠ざかっています。奥が深いですね。

NHK学園古文書通信講座は月一必ず出すようにがんばっています。
今は2019年度解読実践コース第8回に取り組んでいます。
第7回はA◎でした。

YAPIさん講座は自動継続では無いようですよ。
9回目に次年度の申込用紙が入ってきて改めての申し込みです。詳しくはNHK学園の事務所に問い合わせてみたらいいですよ。係の方はとても親切に教えてくださいます。申込書に不備があって電話を頂いたことがあるので。

ATSUさん今後ともよろしくお願い致します。
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流出史料&古文書レスキュー (ATSU)
2020-06-21 05:45:53
YAPIさま こんにちは!
いつもありがとうございます。

いまだに家族の都合で家をあけにくい私は,古文書サークルには行かずに,NHK学園で古文書やっています。
先生の言葉と,ここに書いてくださるYAPIさまたちの言葉が励みです。
「自動継続お願いします。」(自動継続なのに,お願いします。・・・はおかしいかな?)と第10回課題を提出しました。

歌舞伎ですが,実はよく知りません。
いつも買っている雑誌「和楽」がたまたま團十郎特集だったので,「へえ~」と思った程度です。
でも,江戸時代の歌舞伎の本は読んでみたいです。
歌舞伎自体ではなく,歌舞伎や落語を楽しんだ庶民の姿を読みたいです。

ところで,「流出史料」,知りませんでした。
先日,放送大学で「古文書レスキュー」のことに触れている講座を見ました。
古文書レスキューについては何度かこのブログに書いたことがありますが,もともとは阪神淡路大震災からさかんになったし,知っている人がレスキューもしておられますから。
講座は,熊本地震が中心の話だったのですが,実際は,すべてをレスキューするわけにはいきませんね。お金も人も足りないんでしょうね。

磔の文書の件,また教えてください。

ではまた。
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松竹の由来( (YAPI)
2020-06-20 18:27:27
ATSUさん こんにちは。
解読実践コース、Aで立派じゃないですか。
あのコースは全10回でしたっけ。
自動更新になると書いてるので、1年だけやりたいけど申し込めません。
市川海老蔵は團十郎を襲名するのですか。新型コロナ禍で全然きづきませんでした。
このごろ、わけあって初代中村鴈治郎とか中村魁車などの上方歌舞伎の役者のこと調べています。初代鴈治郎は中村玉緒さんの祖父にあたるんですね。
中村魁車は水墨画をたしなむ教養人で、書も大変立派なのに感心しきりです。海老蔵さんは書道よりもブログ書いてるだけで手一杯でしょうね。
松竹の名前は、創立者の白井松次郎と大谷竹次郎の兄弟の名前からきてるんだそうです。関西では常識なのかもしれませんが、私は知りませんでした。

先日書いた磔の文書は、処刑された人の取り調べ調書でした。これは流出史料と言って、ネットなどで郷土史の貴重な史料がバラバラになって全国に流出しかけた史料です。たまたま見つけたので買いました。地元の史料館に寄託したいのですが。九州では先の熊本地震で置き場のなくなった古文書が一杯出たために、地元の史料館では寄託を新規に受付けない状態です。この後どうしたものかと思っています。
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