ATSUー歴女(おばさん?)のひとりごとー

見たこと・聞いたこと・ちょっと調べたこと,気ままに「My 日記」として書いています。

油井宏子『古文書はこんなに面白い』

2016-04-11 14:14:30 | 古文書
もともと,寺子屋の様子がよくわかると,
JMOOCの「江戸文化入門」のディスカッションで聞き,読んでみました。
前半,おでんちゃんの寺子屋での規則は,思わず,ぶっと吹き出しそうになるくらい面白く,
寺子屋での子どもたちの様子や先生の苦労がわかるような気がしました。
もちろん古文書の勉強になりました。
私は,NHK学園の通信教育で古文書の勉強を再開してから2年半になりますが,
テキストを見ながら課題をこなすのがやっとで,同じ字を何度もまちがえています。
この本をくり返し読んだら,今度こそ力がつくと確信しています。  (読書メーターより)

文字数の関係で,読書メーターにはこう書きました。


前半,おでんちゃんの寺子屋規則は読みやすかったです。
寺子屋の様子が目に見えるようでした。

後半の白木屋友八の荷物持ち逃げ事件の方は,少し難しかったけど,
本店(ほんだな)と江戸店(えどだな)の話など,
江戸時代の商売のしくみもわかって面白かったです。


最後に油井さんが,
「古文書には,ノンフィクションのおもしろさがあります。
 実際にそこにいた農民,商人,職人,武士などひとりひとりの行動,考え,思想を追体験できます。
 (略)息をしていた実在の人物として,古文書のなかから生き生き浮かび上がってきます。
 (略)江戸時代を過小評価も過大評価もせず,
 史料に基づいてひとつひとつ検証していくことは,
 何よりも重要なことだと思っています。」
と,締めくくっておられます。
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