ATSUー歴女(おばさん?)のひとりごとー

見たこと・聞いたこと・ちょっと調べたこと,気ままに「My 日記」として書いています。

古文書を読む「解読実践コース」第1回を終えて

2017-02-15 10:18:19 | 古文書
結局,応用コースをしっかり復習しないまま,
買ったノートはまだあけてもいないまま,
解読実践コース第1回をそろそろ提出しようかなあ・・・,と思っています。

わからない文字はいくつかありますが,
テキストのおかげもあり,だいたいの意味は取れたと思います。
役に立つのは,辞書と「はじめての古文書」のテキストです。

とりあえず,第1回を提出したら,
もう一度「はじめての古文書」のテキストから見ていきたいです。
このテキスト,
なんせ「はじめて・・・」ですから,
例文の古文書を解読筆写してくれているだけでなく,
すべて,ひらがなで読み方を書いてくれています。
いつの間にか勝手な読み方をしていることがあるので,
とても助かります。

もしも,古文書をやってみようかなあという方にお勧めは,
油井宏子『古文書はこんなに面白い』
板倉聖宣『変体仮名とその覚え方』です。


さて,いつものように
「あなたの声」(今回の課題は新田開発に関する文書でした。)

「はじめての古文書」からスタートし,やっと「解読実践コース」までたどりつきました。
よろしくお願いします。

さて,今回の課題は,新田開発に関する古文書でした。

私が住む姫路市では,毎年11月に「こころの祭り」といって,特別に一部のお寺などを見せてもらえる日があります。
昨年は「聖安寺」という浄土真宗本願寺派のお寺を見せていただきました。
今から500年ほど前につくられ,
200年ほど前に本堂が建てられたそうです。
そのころは今のお寺の少し南,播磨灘を干拓し,新田開発を大規模にしていたころで,
それでも,地域の人たちが本堂を少しずつ建ててくれた,
と副住職の方がお話してくださいました。

『姫路のあゆみ』という中学生向けの副読本には,
現在の姫路市の播磨灘沿いの地区にたくさんの新田がつくられたことが書かれています。

聖安寺のある姫路市大津区天満のすぐ南,海岸沿いの地区は,
今は大津区勘兵衛町という地区です。
『姫路のあゆみ』には,「勘兵衛新田」とのっています。
勘兵衛さんが中心となって開発したのでしょうか?

私が住む網干のすぐ隣の中学校区のことを書きました。
(ただし,今は姫路市でも,当時は龍野藩などでした。)


PS.昨日の
林修の今でしょ!講座
話題の歴史学者・磯田道史が教える
『江戸庶民の生活はたくましかった講座』
よかったですね。

たくさんの古文書や書籍を読んで,分析しているからこそ分かることですよね。

江戸のたった2割の土地に,人口の半分を占める庶民
だから火事は起こり,燃え広がるんですよね。
身分制です。
江戸庶民のたくましさ,脳内リゾートはなるほど・・・でしたが,
そんな中にも,浮世絵や寄席,歌舞伎といった楽しみもあるんですね。
庶民が楽しめるようになった江戸時代,
そうなる前には,
戦が当たり前のようにあり,
飢饉がしょっちゅう訪れていた戦国時代があったわけです。

ということで,
呉座勇一『応仁の乱』買いました。

(図説『落語の歴史』分かりやすくて面白いです。
 写真の落語関係の史料を読むためには,変体仮名の勉強をもっとしなければなりませんね。)
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