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法話を拝聴

2012-09-25 20:07:12 | 思いきってしたこと
昨日午後2時から4時まで近所にある正恩寺に行って講話(説教)を聞いた。御近所付き合いの意味合いと仏教の説教を聞いてみようと思ったからだった。好学の気持ちからも。近所の高齢者約30人(男性4人)が集まっていた。



このお寺の宗派は浄土真宗本願寺派(西)で、お話は奈良から来た花岡静人師で高齢者向けに巧みなユーモアを交えて聴衆を感動させる講話を行った。もう次来てもらうのは3年後という人気の50歳の僧侶であった。(それまでずっと予約が詰まっている。)当意即妙、面白可笑しく語り、漫才を聞いているような気がした。しかし、人が必ず直面することになる人生の終焉について説かれると皆しーんと耳を傾けた。

人は、結局は3つのもの、1お金、2権力、3権威(名誉)を得ようとして生きている。例えば夫婦間でも主導権を握ろうと戦いがある。そう言えば凡夫の私なんか常にこの三つのことで一喜一憂しているような所がある。身につまされる思いで聞いていた。

しかし、人は何も持たずに死んでいく。高齢化に従い、知恵も人格も磨り減っていく、と警告された。知識、記憶が失われていくのは仕方ないとしても、人格までも無くなっていくのは情けないことである。老化は万人に容赦なく、むごい。

法然の弟子であった親鸞を奉ずる派で、念仏の大切さ、阿弥陀仏のお陰で無事往生でき、救われる、と説く。

うまく書けないが、納得できる説法であった。行った甲斐があった。(僧侶たちは読経をそらんじていた!花岡師は飽きさせず話術に優れている。読経はキリスト教の賛美歌を歌うことに相当すると気づいた。)


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2 コメント

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仏教の教えは (地方の教会員)
2012-09-25 22:50:42
仏教の教えは、日本人にとって、わかりやすいのではないのでしょうか。
先日、瀬戸内寂聴さんの仏教講和の本を図書館で借りて読んだのですが、わかりやすくまた楽しく説明されていました。
かつてアンモンがラモーナイ王にレーマン人用語「大霊」について解説したように、日本人の生活に入り込んでいる仏教用語をイエスキリスト様は、どのように言われたのか易しく解説できる宣教師が現れればいいのにと思いました。私は、もう少し仏教用語を学んでみようと思います。


全く関係ないけど、最近敬老の日でした。
NJさんは爺ですが「老婆は1日にしてならず」
を贈ります。
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心にすっと入ってくると (nj)
2012-09-26 06:58:04
コメントありがとうございます。BYUのゲッセル教授という方が遠藤周作の本を何冊も英訳していること、遠藤周作と対談していることを知りました。このような人であれば、日本人の心を知って伝道してくれるかもしれません。(潟沼誠二「そこが知りたい日本のキリスト教の今」2012, p. 233)

「老婆は一日にしてならず」の言葉をありがとうございます。うちの老妻もそうなのでしょう。私はと言えば、「我は今敬老会を恥じとせず」という感慨をいだくようになりました。敬老の日、近くの小学校で行なわれた楽しい催しに招かれ、若い人たちの歌、踊りなど素晴らしい演奏、演舞を堪能したのでした。感動して思わず涙が出ました。
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