「なぜわたしを迫害するのか、とげのあるむちをければ、傷を負うだけである」(使徒26:14)
有名なパウロ回心の場面である。私はこの言葉に接する度に一体どういう意味なのか、何か当時よく知られた諺であったのか確認したい気持ちに駆られる。(欽定訳*、大正改訳[文語訳]、JSTには使徒9:5にも出てくる。) [聖書は東洋の書物(インド人主教 K C Pillai)]
これは、牛が犂(すき)を引いていて、機嫌を損ねて突き棒を蹴ると、そこについている棘が深まるばかり、という比喩表現で、古くから言い慣わされた格言である。ここではパウロに、福音を滅ぼそうとしても無益であるばかりか、逆に自らに深い傷を負わせることになることを明確に示している。
また副次的に、上位の権威に背くとよいことはない、傷を負うことになるという警句でもある。
*なお本文(text)について言えば、信頼できる写本ではこの表現は9:5 には出てこない。後の編者がここに挿入したものと考えられている。口語訳、新共同訳、新改訳、JBS共同訳はそれを採用していない。
参考
・Cambridge Bible (biblehub.com)
・Jamieson-Fausset-Brown Bible Commentary (biblehub.com)
んで、本当の権威・神の権威に逆らってはいけない、怪我するだけ、みたいな諺がヘブライ語にあったんでしょうかね、で、その言い方は、パリサイ人に逆らってはいけないになるんだとか、本当かなぁ、で、そのパリサイ人ととげのあるむちとのギリシア単語が似てるんだとか、本当かなぁ・・・ギリシア神話劇からそのとげのあるむち云々のことわざが語源となってて、知識人的アグリッパやフェストには神への信仰の面から罰を受けるかもといったふうに恐れさすに十分、ぴんと来るものだったんだとか・・・
まぁ、いろんなんがあるんですかね・・・
で、そのパリサイ人云々があったのは・・・PDFのがあったので、でもPDFのクリックだとまとめの1ページだけになるみたいで、htmlで見るをクリックしたんでしたぁ・・・
Kicking Against The Pricks Read English Book Online John Metcalf
(Adobe PDF) - htmlで見る
printerpdfversion.info/kicking-against-the-pricks-copy-courtes...
まさしく!
>古くから言い慣わされた格言である。
>後の編者がここに挿入したものと考えられている。
むむ。使徒行伝でもそんなことが。。
」
やはり作り話じゃないな...
やっぱりそうあったことだにゃ・・・たまWEB脳内では納得っす・・・
それにしても東京地方、気温23度いかない太陽見えない日が続いてます・・・去年は6月下旬から30度の日々・・・