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数年前からジーナ・コルビン(Gina Colvin) の活躍が目覚ましい。彼女は米国(ユタ州)以外のLDSの視点から物を見、発言する活動を活発に行なっている。ニュージーランドカンタベリー大学の准特別研究員(Adjunct Fellow) の職にあって個人的に発信するばかりでなく、インターネット上で賛同する仲間と意見を交換し、フォーラムを開催したり出版物を出したりしている。ネットでは「国際的リベラルなモルモンの集まり*」というグループを運営している。
[*International Progressive Mormon. 今は International ‘Whatever-you-are’ Mormons Support Group という名前に変わった。これは secret group]
マオリの血を引くコルビン女史(Ph.D.)は、非ユタモルモンの見方を意識し、LDS教会における米文化拡張主義を牽制している。私もそれは自然で、必要なことと思い賛同している。彼女の発言は独立心を感じさせ、歯切れよく、時に大胆で、行動力にあふれている。例えば、トランプ大統領の選出が決まった後、就任式に合わせて2017.01.21ワシントンDCを中心に全米で「女性の行進」(Women’s March) が行われた時、コルビンはこれに参加し、刻々とFacebookに報告した。
ほかにネット上で Patheos に投稿し、”A Thoughtful Faith” という Podcast を主宰している。この女史から目が離せない。
参考
当ブログでは2016.06.20のインタビュー記事で聞く側に出て来る。
その一方で反モルモン(教会が善処すれば教えがコロコロ変わる宗教と非難し、教会が手をこまねいていれば人権侵害のカルトだの何だのと非難して、)何とか教会を衰退させることが究極の目的になってしまったグループがいることも明らかです。
保守は保守の模範として、反モルモンに対して相手にしないか、大人しく証をするだけで引き下がるので、論争は起きないが、反モルモンの意見だけが世論になってしまい、モルモン教会は宣教しても入会がなくて出てゆくばっかりの教会になっていずれは本当に衰退してしまうでしょう。
リベラルは反モルモンに対しても比較的はっきり物を言うことで、合意の見込みのない論争も起きるが、信仰の多様性や宗教的な楽観的解釈を内外にアピールする結果になる。 それを聞いた部外者は、モルモン教ってそんなものかとある程度客観的な判断が下せるようになるでしょう。
また保守ばっかりの組織は好き勝手が出来るので人権侵害がはびこりやすくて、一時的には改宗ははかどるかも知れないが、無知すぎる改宗者は、いずれ知らされる事実に傷ついてやめたり、怒ったり、ひどいときには教会を滅ぼす側についてしまうでしょう。
リベラルが一定量いることで、内情が外部に把握されることで、改宗率がかなり落ちるのは確かでしょうが、オタフク風邪が何度も発病しないように、了解済みの改宗者は幻想を持たない本物の改宗者であって、その分定着率も高くなるに決まってます。
保守としても、信者に途中から憎まれ嫌われる教会よりは、引き続き愛され続ける教会のほうがはるかに好ましいわけで、そういう意味ではLDSリベラルも保守の役に立ってると言えるでしょう。
私の発言内容に問題がある場合はご指摘いただければ改善していきます。
リベラルでも保守でも発言をするのは良いことだと思います。ですが人違いで発言を削除されるのは大変がっかりします。
いずれにしてもこのサイトに合わない書き込みであれば、対処させていただきます。
出入り禁止を食らったからには、釈明はメールでどうぞ。
高橋氏を教授と呼んだのは、「素顔のモルモン教」を無料公開しているサイトで読み、ついでにそこの記事もたくさん読みましたが、彼がそう呼ばれていたことによるものです。
「先生」とは呼んでいませんし、講演会に行ったことも会ったこともありませんよ。
>いずれにしてもこのサイトに合わない書き込みであれば、対処させていただきます。
それは承知いたしました。
ちなみに私自身はモルモン教会がいろいろ問題や課題を抱えていることに気付いている人間ですが、教会にはより良く変化していってもらいたいし、そうなるように意思を表明することはそれに気付いている会員の義務だと思います。
・・・と、真面目に書くとそういう事になりますが、とは言え個人で何ができるわけでもなく、悶々とする思いばかりでは気が滅入るので最近は教会を冷笑気味に見ていたり、自分を自嘲している・・・そんな感じですかねェ。
とても進歩的な考えをお持ちの方と思います。
LGBTや女性の神権に対しても開放的な考えを持っていらっしゃるようですね。
次の破門の対象かも・・・
リベラルな考えは主流派には邪魔な存在なのでしょうが、どの国でもこのような方が教会にバランスをもたらすと信じたいですね。
いつの日かリベラル派と教会の妥協点が見いだせるような希望を抱いています。
国会答弁などで「善処します」と言う言葉がよくつかわれますが、この言葉は、「悪い部分を改めます」と言う意味ではありません。
「適切に処理します」と言う意味です。
この意味において、Rさんがモルモン教会の対応に「善処」と言う言葉を使ったのは、非常に的を射ています。
つまり、モルモン教会は過去の過ちや、世の中からの日はに対して、「悔い改める」のではなく「善処する(適切に処理をする」と言う方法を取っているわけです。
官僚や役人の答弁に「善処」が多く出て来るのはいくつかの理由があります。
① 自らの非を認めたくない
② 具体的な内容は語らない
③ 自分たちの都合の良い方法と内容で処置する
Rさんがモルモン教会の変更事項に関して「善処」と言う言葉を使ったのは、さすがですね、敬服します。
は
世の中からの非難に対して
が正しいです
ただ単に
https://morumon.com/%E4%BF%A1%E3%81%98%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E3%81%93%E3%81%A8/%E5%B9%B8%E7%A6%8F%E3%81%AE%E8%A8%88%E7%94%BB/%E5%88%9D%E6%9C%9F%E3%81%AE%E4%BC%9A%E5%93%A13%E3%81%A4%E3%81%AE%E6%A0%84%E5%85%89%E3%81%AB%E6%88%B8%E6%83%91%E3%81%86/?utm_content=bufferc1f3e&utm_medium=social&utm_source=facebook.com&utm_campaign=buffer
残念なことに教会員の中には、最も邪悪な罪人を除いて全ての人に救いが及ぶという寛大な条件、つまり万人救済論の性質を持ったその示現を受け入れるのに苦闘した人々も多くいました。ブリガム・ヤングは回想し、「ある者たちは、神は不信心者と幼児に永遠の罰を与えることはされず、彼らに救いの場所を与えられ、いかなる教会に属していようといないとに関わらず、誠実で高潔なすべての人々が祝福を受けるという教えのために信仰を捨てました。この時代の人々にとって、これは新しい教義であったため、多くの人々がつまずきました」と話しました。
ブリガム・ヤングの弟のジョセフ・ヤングは悩み、「永遠の来世に関する異なる栄光の示現と悪人の苦痛について最初に読んだときに、わたしは信じることができませんでした。…なぜ主はすべての人をお救いになるのでしょうか?」と言いました。
>つまり、モルモン教会は過去の過ちや、世の中からの日はに対して、「悔い改める」のではなく「善処する(適切に処理をする」と言う方法を取っているわけです。
私の知っている限りではLDS教会は教義や方針などを変更したことがありますが、過去の過ちを認めた(つまり謝罪した)ことはないように思います。
カトリック教会はしばしば法王が謝罪の言葉を発しております。プロテスタントは様々な宗派教派に分かれておりますので全教会が足並みを揃えて何かをするということはないようですが、各教団ごとに過ちを認識すれば謝罪などを行なっているようです。
LDS教会による謝罪の声明などがありましたらご教授ください。