3月14日、私の好きな科学者 Stephen Hawking が亡くなった。進行性筋委縮症を患っていた博士は、不自由な身体に閉じ込められた形でよく今日まで生き延びたと思う。享年76歳(私と同い年)。彼が残した名言をいくつかここに掲載させていただきたいと思う。
1 Intelligence is the ability to adapt to change.
英知(知能)とは変化に適応する能力である。
2 The greatest enemy of knowledge is not ignorance, it is the illusion of knowledge.
知識の最大の敵は無知ではなく、知識(情報)を拡張した幻想である。(試訳)
3 We are all now connected by the Internet, like neurons in a giant brain.
われわれは今や、巨大な頭脳の中のニューロン(神経細胞とその突起)のようなインターネットのおかげで皆連結している。
4 Life would be tragic if it weren't funny.
人生はもしおかしいこと(愉快な、滑稽なこと)がなかったら、悲劇的(悲壮で痛ましいもの)ではないか。
5 People won't have time for you if you are always angry or complaining.
もし人がいつも怒っていたり文句を言っていたりすれば、誰もその人をかまってくれないだろう。
関連記事: 当ブログ 2011.05.18 車いすの物理学者ホーキング、英紙ガ―ディアンに語る
引用を掲載したサイト https://www.brainyquote.com/authors/stephen_hawking
’知的生命’以下は理解できてないですが、上の文は気になるところで・・・
将来、地球から分かれた星にいるという北の10支族の帰還がそうだとしたら・・・
「英物理学会のスーパースター、ホーキング博士死去!:なんと「世界の嘘つき5人衆」の1人だった?!」
https://quasimoto2.exblog.jp/238393252/
いやぁぁ、わからんもんすねぇぇ、何が何であれがあれなのか・・・
NJさんと同じ年、リベラルとシンパシーを感じるのも納得です。
ニュートン力学が全ての理を説明できたと思ったのもつかの間、アインシュタインやホーキング博士がその先を見せた感じなのでしょうね。
豚師匠と同じくさっぱりわかりませんが。
ホーキング博士の名言集を巡回してみました。
http://news.livedoor.com/article/detail/14439046/
他の障害者へのアドバイスはこうです。障害のせいでできないことに目を向けるのではなく、障害があっても上手くできることに集中してください。身体は障害を負っていても、気持ちまで障害者にならないでください。
The New York Times, 2011
神に関して
神は存在するかもしれません。とはいえ、創造主ぬきでも、科学で宇宙を説明することができます。
CNN, 2010
宇宙人について
宇宙人がやってきたら、コロンブスのアメリカ大陸到着と同じことが起こるでしょう。あれは、ネイティブ・アメリカンにとって好ましいことではなかった。知的生命体が私たちが会いたくない何かになるかもしれないことは、私たち自身を見ればわかることです。
Into the Universe with Stephen Hawking, 2010
彼の世界には神はいなくてもいいので、宗教というものは知識の最大の敵と捉えていたと感じます。
宇宙の成り立ちを論理で極めていくと神は必要なくなるのでしょう。
彼の考えが正しいのかどうかわかりませんが、彼はキリスト教社会から非難を受けたようなのでおそらくは教会が嫌いで余計に神を必要としないのではないでしょうか?
偉人であっても宗教界からは疎まれる方だと感じています。
ホーキングさんに関しても、実際にどれほどすごい人だったのかは、全くわかりません。
自分が理解できもしない事や人に関して、マスコミで取り上げられるからと言って「すごい!」と評価するのはどうかなって思います。
>知識の最大の敵は無知ではなく、知識(情報)を拡張した幻想である。(試訳)
そうですよね、我々凡人は、理解できもしない事を、さも知っているような顔をして論評したがるものです。
ホーキングさんがすごい!って言う評価も、実は、彼の偉業を何も理解できない凡人の幻想なんでしょうね。