さあ~てと 帯しめましょか。

人生、山あり谷あり
向かうはわが身の置き場所よ。
帯締め、気を染め、往きましょか・・・  ~part 2~   

御訪問者の皆様へ

ようこそ、いらっしゃいました♪ いつも御訪問頂きありがとうございます。 訳あってコメント欄閉じていますので、《おしゃべり広場》は閲覧のみとなっております。 本年もよろしくお願いします。

      

着物ってノーパン?

2008年01月18日 14時27分27秒 | 着付け道

さて、下着なんですが、今回は下半身についてのみにします。

昭和7(1932)年12月16日、日本橋白木屋百貨店(元・東急日本橋店)で

起こった 白木屋の火災 をご存じでしょうか?

参考URL;http://www.tfd.metro.tokyo.jp/libr/qa/qa_38.htm

 

それまでは下着をつけなかった女性が、裾がまくれ上がるのを防ごうと

手を離してしまい、何人も亡くなったそうです。

それ以来、女性が下着着用するようになった、と言われています。

今でも着物の時は穿かない方もいます。

でも、穿くのに慣れてしまって、穿かないと気持ち悪い人がほとんどです。

今は、和装用下着がいろいろでています。

参考URL; http://fuuryusi.cool.ne.jp/underwear.htm

参考URLhttp://www.click-6.com/

 

≪肌に密着する順番≫

    着物用パンツ → 肌襦袢(腰巻) → 長襦袢 → 着物 

 

【おまけ】  ↓↓ なお、和装ブラジャーについては、ここが理解しやすいです。

   参考URL; http://e-wazakka.com/html/report_wbra.htm

 

   ****************************

 

最後に、も一つ、気になることが・・・ 

女性には毎月、必ずやってくるものがありますよね。

(不規則な方もいらっしゃいますが・・)

その時はどうしていたと思います?


 実は私は経験済みです。三度も・・・。

一度目は、小学五年生のとき、亡き実家の母が作ってくれました。

子供ながらに、(え~、こんなんで大丈夫?)と思いました。

二度目は、長男を産んだとき。

そして、三度目は次男を産んだとき。

売ってるんですね~、お産用が。  ーーー もう、わかりましたよね 




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着物でトイレ、行ける?

2008年01月18日 13時20分00秒 | 着付け道

今までに着付けをした中で、

特に若い娘さん方がよく言う言葉がありました。



「4~5時間我慢できるから、トイレ我慢します。」 



人式の着付けの場合、90%以上 の人がそうでした。

そして、100%の人が普段穿いているショーツでした。

一応、ラインが目立たないようにと、皆さん気をつけておられましたが・・ 




振袖の場合のトイレの行き方は、袖を前でゆるく結びます。

後ろで結ぶのはちょっとひとりでは無理ですから。

(普通の着物の時は、帯板のところに袖をはさむか、ピンチで帯に留めておきます)

そして、一枚一枚着物の裾をめくっていきます。

終われば、その逆で戻していきます。

その都度、ちゃんと整えるのを忘れないで下さいね。

そして後ろの帯の垂れがめくれていないか、手探りで確認してください。

 

以上、トイレの行き方でした。

慣れてくれば、もっと自分なりの方法が見つかるでしょう

和装の時は時間がかかるので、少し早めに行くといいですよ。

 

ちなみに私は全部いっきにあげて抱え込むタイプ。

サイドが紐に近いぐらいのショーツを愛用♪

慣れると案外できるもんです。

 

皆さん、我慢しないでちゃんと行きましょう 

でないと他の病気にかかっちゃいますよ。




もっと詳しく知りたい方、画像付き解説を見つけました。
            ↓↓↓

 『ほばーりんぐ・とと』様 ブログ「着物でトイレ」へ

懇切丁寧に順を追って紹介されています。

股割ショーツの話なども参考になります。

               (2010.11.18  追記)

 

 

 

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とうとう、着付け☆14

2007年12月11日 13時25分00秒 | 着付け道

第十四話、≪試験≫


「では、今日は一時間目総復習の後、二時間目にテストを行います。」

「テストは、ペーパーテスト40分、振袖の着せ付けと桧扇20分です。」

「ペーパーテスト後、モデル役は長襦袢を羽織ったまま用意して、

  着せ付け役は長襦袢を着た状態に準備して待って下さい

 

とうとう、着付けのテストが、緊張の中始まった。

ペーパーテストはどんな問題が出たか、なぜか全く覚えていない。

ただひとつ覚えているのが、

『将来、着付けとどのように係わって行きたいか

というような問題かどうかは覚えていないが、そんな答えを書いた記憶が残っている。

 

・・で、着せ付けの方はというと、

『桧扇』というと、振袖用変わり結びの基本型の一つ「立て矢系」の一種である。

三基本型中、一番形が整えにくい分野でもある。

 

 基本型1.「文庫系」・・(一番簡単なんだよね~ 基本は。)

     例)文庫・片流し・一文字・雅・平安桜 

 

 基本型2.「お太鼓系」・・(左右バランスがちょいと難しいかなぁ

     例)ふくら雀・後見・扇重ね・花筏・熨斗太鼓 

 

 基本型3.「立て矢系」・・(上下バランスかなり難しく、整えにくいんだよね~

     例)立て矢・桧扇・リボン立て矢・立て矢蝶 

 

さすがに、最終段階試験にふさわしいものを選んでくる。

しかも、長襦袢からだともう時間が足らない。

幸いなことはベルト使用 これが腰紐使用なら到底無理

猛練習の甲斐あって、なんとか間に合った。

 

たった一枚の、私が自分で買った振袖をこんなに使うことになろうとは・・

その強い怨念・・いや!因縁のこもった振袖がなんだか私をここまで

導いてくれたような気さえしたものだった。

 

しかも、二年前の成人式には、姪っ子にも貸してあげて喜んでくれた。

その前にも誰かに貸した覚えがある。

我ながら、くたびれにくいものを選んだものだと、今になって思う。

 (当時、ただ気に入って購入しただけだと思うが・・)

 

  やっぱり、着物って素晴らしい 

                               つづく。。。

 


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いつまで、着付け☆13

2007年12月06日 13時10分50秒 | 着付け道

第十三話、≪経営指導科≫
 

「経営指導科受講に際しての心得事、意義、目的意識など、

少し説明させて頂きます。・・」

「では、3分間スピーチとしまして、自己紹介してもらいましょうか

(えー、3分もでけへんわ~。 )

 

高等師範修了者、または終了見込者を対象とした人に、自宅開校の資格取得、

なおかつ経営していける高度な講師を養成する講座ができた。

高等師範に引き続き、私達が第一期生として、受講することとなった。

 

教本はなく、毎回参考資料のプリントが配られた。

その日授業の内容によって着物を着ていかなければならない。

当学院だけでなく、他の学院からも来るので恥ずかしい真似はできない。

先生として動いている人のほうが多かった第一期生。

 

科目は全部で七つ。

  1.話法・・・表現力・対応力・説得力 (解っちゃいるが喋られな~い

 

  2.経営・・・着物講習会の演出法 (そんなにうまくは行かないよ

 

  3.礼法・・・立ち居振る舞い、敬語、電話の掛け方 (一応大丈夫・・  かあ

 

  4.和裁・・・肌襦袢作成、半襟つけ (これだけは自信があるんだな

 

  5.ヘアーメイク・・・実際相手にするんだって (知らないよ、帰れなくなったって

 

  6.講義・・・教授法について (ちんぷんかんぷんぷん 

 

  7.実技・・・おーこれだけはしっかり習いましょ

 

いつまで、着付けは続くのか 

ちょっと嫌気がさす日もあったわさ 

やっとこれが終われば開放か ・・の前にテストがありました。

                               つづく。。。


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そして、着付け☆12

2007年12月03日 14時51分00秒 | 着付け道

第十二話、≪花嫁の着付け≫
 

「初めて、花嫁衣装ができたのは室町時代。婚礼は神聖なるものとして

白地の表着、帯、打掛を着るようになったのが、婚礼の始まりです。・・」

「では、二人ひと組になって、前手と後手に別れて着せつけていきましょう

「じゃあ、私がぁ、お化けになるわね~」 

 

高等師範科で最も興味深かったのが、花嫁の着付けである。

突然、『お化け』なんて言葉が出てきて、え~、どういう意味と、

生徒達はわいわい言い出した。

 

「私もお化けなりた~い」 (爆笑)

一番年配の生徒が言った。

おばあちゃんが派手な衣装を着ることを、お化けというらしい・・。

ふーん、なるほど。(納得)ーーーいや、失礼

 

私は一番若手だったの。やること成すこと全て初耳。

しかも、高等師範の教科書は肝心なところが全て白紙。

なんという、不親切さ・・ まいったよ~

もちろん、解かっていますとも。

表現力の勉強の一つってことは。。。

 

結婚してから、こんなに勉強するとは思わなかったな。

そして、着付けは次の段階へと進むのである。

                               つづく。。。




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だから、着付け☆11

2007年11月30日 16時34分30秒 | 着付け道

第十一話、≪高等師範科≫

「みなさん、おはようございます。これより、第一回、高等師範科を開校致します。」

「担当講師とサブの講師の紹介と、生徒さんの紹介をしましょう・・」

「では、授業要領をご説明いたします。」

 

まだ、生徒さんを受け持つ半年ぐらい前のことである。

手結びを軸とした、主に『変わり結び』の基本技術を教える

『高等師範科』という新しい科ができた。

当然のように、私にも話がきた。

 

手結びは、基本はOK (でも、見ただけでも結べれるようなりた~い

まだよく理解できてないとこもあるよね。(そうやんね~

だいたいでしてみるけど。(やっぱ、仕上がり、みっともな~い

だから、着付けをもっとよく理解できるようになりたいんやん

 

 

しかし、ここで唯一の難関 ーー夫の猛反対。

「もう着れるのに、なんでー」 (私は人にも着せたいのっ!)

「子供どうすんねん」 (おばあちゃんにみてもらうやんか!)

「とにかく、あかんあかん」 (なんでやねん!)

 

高等師範は学院へ通うことが必要だったが、主婦が家を空けるということが、

許せなかったようだ。まだ、次男が幼稚園児だったこともある。

それに自営業だったことも理由の一つか・・

このころの夫はなんだか、考えが古臭く、頑固だった。

 

ーーーこうなりゃ、最後の手段。

ーーー夫の弱みにつけこんで、丸めこむしかないね。。

 

そそくさ~と私は義母に相談しに行った。・・そう、夫は母に弱いのだ。

効き目はてきめん

めでたく冒頭の高等師範科へと進めたのであった。

 

 

 今も昔も、義母は私の味方であり、

 実の親娘と間違われるぐらいである。

                               つづく。。。

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やっと、着付け☆10

2007年11月27日 17時27分00秒 | 着付け道

第十話、≪確認≫
 

「明日○月○日、午後一時からでしたね。間違いございませんね

では、お伺い致しますので宜しくお願いします。」

「はい、お待ちしております。

「では今日、午後一時前に最寄りの駅に着いたら一度お電話しますね。」

 

授業の約束日・時間は、前回には取り付けておくのだが、一度、

家を出る時、慌ててしまって、うっかり確認の電話をするのを忘れたことがあった。

時間どおりにお宅へ伺ったのだが、お留守だった。ということがあった。

それからというもの必ず、確認の電話をするようにしていた。

 

ところが・・である。何度かけても電話に出ない

家に行っても留守。学院にも連絡なし。

 ーーーうっそ~ 信じられな~い (な~に考えてんでしょ!)

 ーーー折角着物着て来たのに~ (やっと、着付けできる!言ってたのにぃ。)

 

と、初めは思うのだが、すぐに 、

『急な用事でもできたのだろう。もう帰って来るかも、後10分・・』

と思い直して、電話のある喫茶店で好きな本を読みながら待っていたり、

初めて来た所だったら、近くを散策したりして楽しんでいた。 

 

いつまでも腹立たしく思うのは心に余裕がないから・・・

どんなに悪態をつく人でも、必ず一つは良いところがあるもんだ。

そう思って付き合ってみると、あ~ら 不思議・・

どんどん、良いところが見えてくるのである。

 

当時まだ、携帯電話も今のように広まってなかったので、

公衆電話が連絡手段だったが、探すのも一苦労だった。

 

 

  ・・・もしあの頃、ブログをやっていたなら、

    カメラ片手に、ブログネタでも探しながら散策できて、

    もっと楽しかったかも知れないなあ。。。

                               つづく。。。


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案の定、着付け☆9

2007年11月26日 14時34分10秒 | 着付け道

第九話、≪わがまま≫

「だって、先生 今日しんどいねんもん。 」

「でも、ちょっとだけでも授業させてね。

さっ、一度でもいいから、体動かしましょうよ

「折角先生来てくれはったんだから、お話しましょうよ~

 

 出たよ 出たっ

 何よりおしゃべり好きな大阪のおばちゃんの本性が。。。

 

・・・唖然である。

 違うでしょ!折角を使うなら「授業しよう。」じゃないの?

 可笑しいよ、この人はっ・・。

 しゃべりだしたら、もう~どうにも止まらない・・

 そうなる前に少しでも、授業を進めるのだ (負けるものか!)

 

この生徒さんに限り、戦闘モードでお宅訪問である。

ーーー初めて本性表したときは、負けてしまったが・・。

(もう少し、授業の方の戦闘ならなんとかなったのだが・・)

得てしてこういう人は、何につけ出来る人であることが多い。

案の定、着付けも上手だった。

一度習ったけど、忘れたのでもう一度習いたいという人だった。

思うに忘れたのではなく、普段、着ないからそう思い込んでいるだけ、

じゃあないの

 

ーーーしかし、いろいろな生徒さんがいるものである。

ーーー今回の方は、まだ好感が持てる方である。

                              つづく。。。 


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少しでも、着付け☆8

2007年11月24日 12時49分00秒 | 着付け道

第八話、≪授業≫

「少しでも、着付けを習ったことありますか

「習ったけど忘れたってならないように、体で覚えていきましょうね。」

「頭で考えずに、手が勝手に動くようになるまで毎日練習して下さいね。

じゃあ、一緒にしてみましょうか

 

一度はやったことある。でも着れない人が多いのである。

折角習うのだから、生徒さんにとってはやっぱりベテランの先生が

いいと思われるのは当然のこと。(見た目、年配が得

 

そういや、私はベテランの先生をお願いしますっ。と言った覚えがある。

しっかりと教えてもらいたいので、とまで言ったのも思い出した。

自分が生徒になる前のことを思い出して、

自分のような生徒だったらいややなと、急に怖くなった。

勝手なものである。立場が違えば、こうも変わるものか

 

学院長の手ほどきで、「あー言えば、こー言う」 なんて方法も

少しはマスターした。(ちょっと、理屈っぽくなったかも・・)

質問攻めにあった時の逃げ方などもバッチリ (うまくいくかしら?)

OK OK 大丈夫大丈夫 (ドキドキ、どきどき。。

半ば、自分に元気をつけながら授業を重ねて行った。

 

ーーー初めての生徒さんは、無事このまま最後まで行きそうだ。

ーーーさて、今度の方は・・っと。

                        つづく。。。 

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こうして、着付け☆7

2007年11月22日 14時23分10秒 | 着付け道

第七話、≪着装指導講師≫ 

「すっごくきれいに着れるよう、なってきはったね~

覚えも早いし。。素質あるから先生やってみませんか

「えっ、でもまだまだ自信ありませんし、教えるなんて・・。」

「誰でも最初は自信ないのは当たり前ですよ。でも、人に教えることにより

自分の確かな技術となっていくものだと思いませんか

 

当時、まだ高等の科ができていなかった。

復習講座へやってくる生徒の中から、学院長の目にとまった人だけが

声をかけられ、先生の道へと進むことができたのである。

 

ほめ上手な学院長に、おだて上手な講師陣。

ついその気になって、『着装指導講師』、(このとき初めて知ったのだが、

着装を指導する先生のことを、そう呼ぶらしい←そのままやん)になったのである。

この時代、生徒上がりの講師は少なく求人募集の講師の方が多かった。

 

こうして、着付けの生徒さんを受け持つこととなったのである。

その頃の私は、

  教えるなんてとんでもない。(聞いてる方が大好きなのよ~ 

  だって、話の進め方がわからない。(ほんとは話、へたなのよ

  うわ~、どうしょうしゃべれな~い。(・・・沈黙・・・)

  どうして、どうして先生になったのさ。。 

ー--と、内心ひやひやの連続だった。

 

ここで役にたったのが、復習会の講師陣のたわいない会話だった。

何でも好奇心を持って聞いておくのも為になるなあ。

 

後は、学院長直伝の、長時間にわたるトーク技術

ーーーこれが一番つらかった~

しかし、これが一番人生に役立っているなあと今になって思う。

                           つづく。。。

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