さあ~てと 帯しめましょか。

人生、山あり谷あり
向かうはわが身の置き場所よ。
帯締め、気を染め、往きましょか・・・  ~part 2~   

御訪問者の皆様へ

ようこそ、いらっしゃいました♪ いつも御訪問頂きありがとうございます。 訳あってコメント欄閉じていますので、《おしゃべり広場》は閲覧のみとなっております。 本年もよろしくお願いします。

      

だから、着付け☆11

2007年11月30日 16時34分30秒 | 着付け道

第十一話、≪高等師範科≫

「みなさん、おはようございます。これより、第一回、高等師範科を開校致します。」

「担当講師とサブの講師の紹介と、生徒さんの紹介をしましょう・・」

「では、授業要領をご説明いたします。」

 

まだ、生徒さんを受け持つ半年ぐらい前のことである。

手結びを軸とした、主に『変わり結び』の基本技術を教える

『高等師範科』という新しい科ができた。

当然のように、私にも話がきた。

 

手結びは、基本はOK (でも、見ただけでも結べれるようなりた~い

まだよく理解できてないとこもあるよね。(そうやんね~

だいたいでしてみるけど。(やっぱ、仕上がり、みっともな~い

だから、着付けをもっとよく理解できるようになりたいんやん

 

 

しかし、ここで唯一の難関 ーー夫の猛反対。

「もう着れるのに、なんでー」 (私は人にも着せたいのっ!)

「子供どうすんねん」 (おばあちゃんにみてもらうやんか!)

「とにかく、あかんあかん」 (なんでやねん!)

 

高等師範は学院へ通うことが必要だったが、主婦が家を空けるということが、

許せなかったようだ。まだ、次男が幼稚園児だったこともある。

それに自営業だったことも理由の一つか・・

このころの夫はなんだか、考えが古臭く、頑固だった。

 

ーーーこうなりゃ、最後の手段。

ーーー夫の弱みにつけこんで、丸めこむしかないね。。

 

そそくさ~と私は義母に相談しに行った。・・そう、夫は母に弱いのだ。

効き目はてきめん

めでたく冒頭の高等師範科へと進めたのであった。

 

 

 今も昔も、義母は私の味方であり、

 実の親娘と間違われるぐらいである。

                               つづく。。。

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血圧計

2007年11月28日 12時47分01秒 | 日記

ーーー昨日の夕方の話。

 

マーちゃんの友達から、なぜか血圧計が送られてきた。

 

「血圧計、持ってる

「持ってないけど・・

「じゃっ、送るわ

 

・・・えっ、どういうこと??と思うのだが、これがいつものマーちゃんと、

その友人のマゴちゃんとの会話である。

 

私がお風呂から上がってくると、マーちゃんが、そそくさと何やらしようとするではないか。

 

「・・何よ。何すんのんさぁ

「ハイ、ハイ、手首、手首。出してっ

と、何やら巻きつけた。

「手首より1cm下のところに巻くだけでいいのか、ふ~ん

「心臓と同じぐらいの高さにすんねんて。ハイ、スタート押して~と。」

 

「ちょ、ちょっと。きっつ~い 締めすぎちゃう

ヴィ~ン・・・ンゥィ~ン、 しかし、血圧計も簡単になったもんだ。

 

 

   

 

 

「ほら~、150~118 もあるやん。もうちょっと経ってからやろ。普通」 

 

2分とたたずにまた、スタート押した。

「だからぁ~、まだ早いって

「138~92、まだ高いかな。メモリー、メモリーっと。」

 

また、5分後・・、

「どれどれ、・・121~88、おっ平均なった。これをメモリーして・・っと。

30データ記録できるらしいで、これ。」

 

「ええやん、ええやん。これで、健康管理できるやん。」

そういいながら、自分のパソコンの前に腰を落とした。

 

ふう~ やっと、気が済んだか・・。

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やっと、着付け☆10

2007年11月27日 17時27分00秒 | 着付け道

第十話、≪確認≫
 

「明日○月○日、午後一時からでしたね。間違いございませんね

では、お伺い致しますので宜しくお願いします。」

「はい、お待ちしております。

「では今日、午後一時前に最寄りの駅に着いたら一度お電話しますね。」

 

授業の約束日・時間は、前回には取り付けておくのだが、一度、

家を出る時、慌ててしまって、うっかり確認の電話をするのを忘れたことがあった。

時間どおりにお宅へ伺ったのだが、お留守だった。ということがあった。

それからというもの必ず、確認の電話をするようにしていた。

 

ところが・・である。何度かけても電話に出ない

家に行っても留守。学院にも連絡なし。

 ーーーうっそ~ 信じられな~い (な~に考えてんでしょ!)

 ーーー折角着物着て来たのに~ (やっと、着付けできる!言ってたのにぃ。)

 

と、初めは思うのだが、すぐに 、

『急な用事でもできたのだろう。もう帰って来るかも、後10分・・』

と思い直して、電話のある喫茶店で好きな本を読みながら待っていたり、

初めて来た所だったら、近くを散策したりして楽しんでいた。 

 

いつまでも腹立たしく思うのは心に余裕がないから・・・

どんなに悪態をつく人でも、必ず一つは良いところがあるもんだ。

そう思って付き合ってみると、あ~ら 不思議・・

どんどん、良いところが見えてくるのである。

 

当時まだ、携帯電話も今のように広まってなかったので、

公衆電話が連絡手段だったが、探すのも一苦労だった。

 

 

  ・・・もしあの頃、ブログをやっていたなら、

    カメラ片手に、ブログネタでも探しながら散策できて、

    もっと楽しかったかも知れないなあ。。。

                               つづく。。。


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案の定、着付け☆9

2007年11月26日 14時34分10秒 | 着付け道

第九話、≪わがまま≫

「だって、先生 今日しんどいねんもん。 」

「でも、ちょっとだけでも授業させてね。

さっ、一度でもいいから、体動かしましょうよ

「折角先生来てくれはったんだから、お話しましょうよ~

 

 出たよ 出たっ

 何よりおしゃべり好きな大阪のおばちゃんの本性が。。。

 

・・・唖然である。

 違うでしょ!折角を使うなら「授業しよう。」じゃないの?

 可笑しいよ、この人はっ・・。

 しゃべりだしたら、もう~どうにも止まらない・・

 そうなる前に少しでも、授業を進めるのだ (負けるものか!)

 

この生徒さんに限り、戦闘モードでお宅訪問である。

ーーー初めて本性表したときは、負けてしまったが・・。

(もう少し、授業の方の戦闘ならなんとかなったのだが・・)

得てしてこういう人は、何につけ出来る人であることが多い。

案の定、着付けも上手だった。

一度習ったけど、忘れたのでもう一度習いたいという人だった。

思うに忘れたのではなく、普段、着ないからそう思い込んでいるだけ、

じゃあないの

 

ーーーしかし、いろいろな生徒さんがいるものである。

ーーー今回の方は、まだ好感が持てる方である。

                              つづく。。。 


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少しでも、着付け☆8

2007年11月24日 12時49分00秒 | 着付け道

第八話、≪授業≫

「少しでも、着付けを習ったことありますか

「習ったけど忘れたってならないように、体で覚えていきましょうね。」

「頭で考えずに、手が勝手に動くようになるまで毎日練習して下さいね。

じゃあ、一緒にしてみましょうか

 

一度はやったことある。でも着れない人が多いのである。

折角習うのだから、生徒さんにとってはやっぱりベテランの先生が

いいと思われるのは当然のこと。(見た目、年配が得

 

そういや、私はベテランの先生をお願いしますっ。と言った覚えがある。

しっかりと教えてもらいたいので、とまで言ったのも思い出した。

自分が生徒になる前のことを思い出して、

自分のような生徒だったらいややなと、急に怖くなった。

勝手なものである。立場が違えば、こうも変わるものか

 

学院長の手ほどきで、「あー言えば、こー言う」 なんて方法も

少しはマスターした。(ちょっと、理屈っぽくなったかも・・)

質問攻めにあった時の逃げ方などもバッチリ (うまくいくかしら?)

OK OK 大丈夫大丈夫 (ドキドキ、どきどき。。

半ば、自分に元気をつけながら授業を重ねて行った。

 

ーーー初めての生徒さんは、無事このまま最後まで行きそうだ。

ーーーさて、今度の方は・・っと。

                        つづく。。。 

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こうして、着付け☆7

2007年11月22日 14時23分10秒 | 着付け道

第七話、≪着装指導講師≫ 

「すっごくきれいに着れるよう、なってきはったね~

覚えも早いし。。素質あるから先生やってみませんか

「えっ、でもまだまだ自信ありませんし、教えるなんて・・。」

「誰でも最初は自信ないのは当たり前ですよ。でも、人に教えることにより

自分の確かな技術となっていくものだと思いませんか

 

当時、まだ高等の科ができていなかった。

復習講座へやってくる生徒の中から、学院長の目にとまった人だけが

声をかけられ、先生の道へと進むことができたのである。

 

ほめ上手な学院長に、おだて上手な講師陣。

ついその気になって、『着装指導講師』、(このとき初めて知ったのだが、

着装を指導する先生のことを、そう呼ぶらしい←そのままやん)になったのである。

この時代、生徒上がりの講師は少なく求人募集の講師の方が多かった。

 

こうして、着付けの生徒さんを受け持つこととなったのである。

その頃の私は、

  教えるなんてとんでもない。(聞いてる方が大好きなのよ~ 

  だって、話の進め方がわからない。(ほんとは話、へたなのよ

  うわ~、どうしょうしゃべれな~い。(・・・沈黙・・・)

  どうして、どうして先生になったのさ。。 

ー--と、内心ひやひやの連続だった。

 

ここで役にたったのが、復習会の講師陣のたわいない会話だった。

何でも好奇心を持って聞いておくのも為になるなあ。

 

後は、学院長直伝の、長時間にわたるトーク技術

ーーーこれが一番つらかった~

しかし、これが一番人生に役立っているなあと今になって思う。

                           つづく。。。

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顔文字

2007年11月21日 10時35分25秒 | 日記

実は、顔文字ってめんどくさ~い

と思っていたんですよね。(いちいち入力してるのだとばかり・・)

昨日、お義母さんが使いだしたんですよ。

えっ、と思ってきいてみた。

 

「顔文字って入力したら、出てくんねんで~。雰囲気でつこたらいいんちゃう?」

おお、そうだったのか というわけで、昨日使ってみた。

 

そういや~、携帯電話も義母が先だったな。

絵文字も先に使ってたし・・。孫からみたら、

「なんか、ハイカラなかわいいおばあちゃん」だってさ

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ひさびさ~のお誘い

2007年11月20日 16時53分20秒 | 日記

ホントにお久しぶり~です。

ファミリーレストランでランチってのは・・。ヽ(^o^)丿

お義母さんに誘われて、ちょっとそこのファミレスまで行ってきました。

 

最近、義父の腰の手術の後のリハビリでつきっきりなので、

「ストレス満杯~、ちょっと付き合って~!」 (^◇^)

とメールで呼び出されたのですが、これは、

義母の「ビール飲みた~い!」という、いつものサイン。

流石に、家の前の喫茶店では、真昼間からマダムがおビールなど

頼めませんものね。

 

ランチは主役メニューに、バイキングメニューが付いているらしく、なんか

おかずが満載なのです。サラダ・ごはん・ドリンクならわかるのですが・・。

「まっ、私たちにとってはその方がいいね。」 (^_-)-☆

と義母は二つ、ビールを二回、注文したのでした。

 

私はこの家に嫁いで、朝昼晩となんらjかのお酒が出てくるのには

最初、びっくりしたのですが、「飲むやろ?」「うん!」

が当たり前になってしまった自分がこわ~い。\(゜ロ\)(/ロ゜)/

 

まっ、とにかく、お義母さんがすがすがしく

「じゃ、また行こな~!」 と立ち去るすがたを見て,

ーーー私もちょっと似てきたかな? と感じた日なのでした。(^-^)


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まだまだ、着付け☆6

2007年11月19日 14時55分00秒 | 着付け道

第六話、≪復習会≫

「おはようございま~す。初めてなんですが、宜しくお願いします

「ふーん あの方も先生でいらっしゃるのですか

「あっ、あの方も。。えっ、あなたもそうですか

 

・・どうやらここは、新米講師人のたまり場のようである。

月に一度の 『無料講習会』 なるものである。

今までに習ったことのみ、何度でも練習できる場らしいのだ。

そういや、最初の説明で 『月一度の講習会』 なんてものがある、と言っていたっけ

 

入場券や回数券でもう一度受けれますよ、なんてのはよくあるが、

何回参加してもよく、しかも、タダ(⇒私はこの言葉でここに決めたのだった)

 

 何という良心的な学院なんでしょ。

 だって、家でいくら復習したって、(一人じゃつまんな~いぃ

 勘違いしたままだったり、(知らぬが仏っ

 形が悪いまま練習したりじゃ、時間の無駄でしょうが・・(ほんま、ほんま

 

 『タダより怖いものはない』ーーとも言うがぁ・・今はぁ横に置いといてぇ。。

 

 

まだまだ、着付けは奥が深い。

習いたての生徒さんよりも多い、新米講師の方々の復習会は、

凄くレベルが高く思えて、自分の復習はそっちのけで

講師の方々の技術を盗む会と、変化していったのである。

 

 これが、後々とっても役に立つこととなるのである。

                                                                      つづく。。。


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二重太鼓・・ ☆補足☆

2007年11月17日 11時32分01秒 | 着付け道

『二重太鼓セッティング』の補足です。

 

  上のが帯枕

       

   下の方にたれが

   めくれ上がらないよう綿が入っています。

 

これが、「お道具」とか「姿」とかよばれているものです。

きもの学院によって呼び方が違います。この形は進化系です。(当時の)

すべてのきもの学院が、扱っているとは限らないです。

 

ピンクの紐を胴にくくりつけると、もう落ちません。

この姿とお太鼓の間を巻いていくのです。両手があくのでしっかり締められます。

 

ギネス級の人でない限り、かなりなぽっちゃりさんでも大丈夫

食べすぎったってゆるめられる。

長距離旅行でもら~くらくな、すぐれものです。

 

  今回は、「見たことあるけど、何に使うの?」という、

  女性の方々のために、  致しました。

 

 


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