今回の選挙率 59.32%、自民党の比例選挙では57、
しかし2009年民主に風が吹いたときでさえ自民党比例は55だった。
今回、自民党への風は全く感じなかったと当選した議員さんたちも
みな声をそろえて言っていたが、本当に不思議な選挙だった。
つまり、「自民党が勝つ選挙ではなく民主・第三党が負ける選挙」となった。
14日の野田総理の突然の解散宣言「16日に辞めてもいい」
で皆虚を衝かれ、結果的に第三極勢力が乱立したかたちになった。
どこの政党も準備不足だったみたい。
維新は、大同小異大きな志で集まろうとの苦肉の策、石原氏の太陽の党
との合流、若い人が多かったから重心としてもおきたかったらしい。(東国原氏言)
しかし、これで純粋な維新の支持者が離れたのは確かだろう。
私にはなんとなく心の中は観えていたけど、一般人には理解し難い事だったろう。
正直、太陽ではなくみんなの党と組めてればもっと新しい風が吹いたかもしれない。
なんとなく人間的に橋下氏が石原氏に好かれていたように見えたなあ…
それにしても、日本の選挙率の低さ(=政治への関心のなさ?)にはがっかりする。
いや、今回は関心が無いのではなく、何処に入れたらいいかわからないからか・・
いずれしても、折角の有権者としての権利があるのにもったいないなあと思う。
わからないなりにも関心をもって人を観るということぐらいはやってみてほしい。
世界ではどんなに生活が苦しくても、自分が支持したい政治家を自由に選べる
ことができない人たちがいることを思うと、本当に日本人は贅沢だなあと思う。
そういう不満を抱いた人々が暴動として行動が起きるのもなんとなくわかる気もする。
だから、日本の有権者の投票権利放棄をもったいないなあと思うのです。
今回の選挙、自民党もあんまり民意ともいえず、
手放しに喜んではいられないってところでしょうね。
これからの政策への国民の目は厳しいだろうなあと思います。
とりあえずはできるだけ政党重視ではなく民意にも耳を傾けて、
少しでも国が良くなるように頑張って頂きたいものです。
あ、そうそう、
投票済み証、今回から無くなっていました。
こういう削減は大賛成です。