大井町上大井、国道255号沿いに長らく廃墟のまま放置されていたトーヨーボウル。地上屋や転売屋など複雑に入り組んだ権利関係と建物に使用されたアスベストなどの問題により、この先もずっと廃墟のままかと思っていたが、昨年の春に地元企業に売却され、夏頃から解体工事が始まっていた。 2010年9月頃の解体工事の様子。このトーヨーボウルは昭和46年の開業。ボウリング場のほかパチンコ店なども併設されていた。もともとは、昭和を代表するフィクサーである、故横井英樹氏がオーナーを務めた東洋郵船の所有で、閉鎖されるまでに何度か転売が繰り返されていた。00年に閉鎖後、税金の滞納などで差し押さえられ、競売にかけられたが不調に終わり、以来10年近く荒れ放題のままの状況だった。今年の1月には解体工事が終わり、更地となったトーヨーボウル跡地。敷地面積は約4000坪とのこと。売却先は小田原のスーパーマーケット経営会社。報道などでは、今後の開発予定などは未定とのこと。この国道255号沿いにはもう一ヶ所、東名大井松田IC近くにボウリング場跡があり、数年前から更地のままとなっている。両方のボウリング場跡地のこれからの開発が気になるところ。
| Trackback ( 0 )
|
|
|