小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



3月下旬なのに一向に暖かくならない。昨晩も寒さで何度か目が覚めた。朝、通勤途中に箱根の山々を見ると雪で真っ白だった。板橋の高台から箱根方面を撮影。昨年の3月30日も同じような冷え込みで、曽我の梅は遅霜で多大な被害が出た。ガソリン不足も一段落と思っていたら、いつの間にか、かなりの値上がり。なんとも寒々しい気分を紛らわそうと、昼過ぎに南足柄の春めき桜を見に出かけた。大泉河原橋から下流方面を撮影。今年は桜まつりが中止となり例年、駐車場や祭り会場として開放されている辻下グランドは閉鎖されていた。この春木径は富士フイルムの第2代社長の春木榮氏の偉業をしのび、2001年に南足柄市と富士フイルムが共同で狩川の右岸に享年と同数の101本の早咲き桜“春めき”を植栽。2005年には左岸側にも追加植栽して造られたとのこと。あいにくの曇天で綺麗な写真が撮れなかったが、ほぼ満開だった。10年ほど前、毎週のように仕事で富士フイルムの工場に来ていた。その当時は映ルンですがフル生産状態で工場も活気があった。当時お世話になった方々の多くが異動してしまい、この周辺に来ることがめっきりと減った。春木径の桜が咲く今の時期だけ思い出したように訪れている。

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