小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



酒匂川と狩川との間の堤を通り飯泉橋の下まで歩いたのは昨年の4月のこと。コンクリート護岸の先には50mほど土砂が堆積しており、その上に雑草が生い茂り自然の分流堤となっていた。その自然の分流堤が流出したのは昨年9月3日の夜。台風の豪雨による濁流に削られかなりの部分が流出した。近年飯泉橋の上流は左岸側に土砂が堆積しており酒匂川本流は右岸寄りに流れていたことも原因の一つかもしれない。2011年8月6日の分流堤の様子。数年前から増水するごとに分流堤が削られて徐々に細くなっていた。2012年1月8日の分流堤の様子。もともと分流堤のあった場所は浅瀬になっている。2011年8月6日、別角度からの分流堤の様子。この時は酒匂川と狩川の合流点は飯泉橋のほぼ真下。2012年1月8日、ほぼ同アングルの分流堤の様子。酒匂川と狩川の合流点は飯泉橋の上流50mほどの場所。もともとこの分流堤は潅木や水草が生い茂り水鳥が多く生息していた場所。近年、洪水防止のための河川整備に伴い潅木も伐採され水鳥も少なくなり、そして分流堤も無くなってしまった。

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