小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



昨年の春、酒匂川と狩川の合流点近くの分流堤を歩き飯泉橋の下まで行くことが出来た。しかし、9月の台風で先端部分が50mほど流出。以来、飯泉橋を通るたびに様子が気になっていたので先日散策の途中に分流堤に立ち寄った。飯泉橋から上流方面にある分流堤を撮影。以前は飯泉橋の下付近まで続いていたが現在は50mほど上流部分に合流部分がある。よく見ると先端部分はえぐれて切り落ちている。蓮正寺の自動車学校の横から酒匂川右岸の土手道を下流に進むと狩川左岸の土手と合流する。酒匂川の土手と狩川の土手の合流点の先から分流堤となる。周辺では昨年から河川工事が行われており、潅木の伐採や無断耕作地の撤去が進んでいる。分流堤上に粗大ゴミも引揚げられていた。両岸をコンクリートで固めた分流堤が30mほど続く。この区間は頑丈そうなのでかなりの増水でなければ流出することは無さそうである。コンクリートの分流堤上から酒匂川方面を撮影。かつては水中に沈められていたであろう河床ブロックが土砂に埋もれていた。飯泉橋の上流部分もかなり土砂が堆積している。コンクリートの分流堤の先は雑草が生い茂り踏跡が先まで続いている。一見すると雑草が生い茂る部分はコンクリートが使われていないように見えるが、両岸ともコンクリートで固められている。しかし所々側面部分が崩落して鉄筋がむき出しになっている部分があった。少し先に進むと、分流堤上にコンクリートの凹凸が10mほど続く。ここもコンクリートの補強がされており流出することは無さそうである。コンクリートの凹凸が終わると土砂だけの分流堤になる。先端までは7、8mほど。側面も川の流れに削られていた。分流堤の先端部分。写真にうまく写らなかったが約2mほど切れ落ちていた。せっかく先端まで来たので、下の部分に下りようか散々迷ったが服が汚れそうだったので断念。分流堤の先端部分から飯泉橋を撮影。前は橋の下まで行けたのだが随分遠くに見える。この先、分流堤がこれ以上流出することの無いように願うばかり。

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