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小田原の端々



西湘バイパス西湘PAの護岸が高波により陥没したのは昨年の9月のこと。陥没後に応急処置として土嚢が積まれたが、10月にはその土嚢ごと陥没してしまい、陥没ヶ所周辺の海岸には消波ブロックが積まれ復旧工事が一時中断していた。先日、久しぶりに西湘PAに立ち寄ると本復旧工事が始まっていた。護岸の本復旧工事が始まった西湘バイパス西湘PAでは駐車場東端が工事フェンスで囲われていてクレーンや資材が置かれて作業スペースとなっている。また、陥没箇所から離れている森戸川河口近くの海岸では重機が作業していた。西湘PA東側の護岸前の海岸は立ち入り禁止になっていて、重機で護岸前の海岸を掘削していた。護岸の復旧は陥没したところの周辺だけを工事するのかと思ったら、現地の看板によると5.7kpから6.1kpまでの400mほどの区間を工事するようだ。掘削作業が行われている海岸近くの護岸上には円形の鉄板の型枠のようなものが置かれている。どのような工法で復旧工事が行われれのか分からないが、掘削した海岸にこの鉄板が埋設されるのかもしれない。一方、西湘PAの西側でもクレーンが配置され作業が始まっていた。相変わらず西側の休憩スペースはフェンスが設置され立ち入ることが出来ない。陥没した護岸は以前と変わらず消波ブロックが積まれたままになっている。本復旧のためには一旦この消波ブロックを取り除いてから工事が行われるのではと思う。西湘PAから小八幡の海岸に移動して工事現場を撮影。もともと西湘PAから小八幡の海岸へは、重機の出入り口用と思われるスロープが設置されていたが、その従来からあるスロープの横に新たに足場のようなものが作られていた。この西湘PA護岸本復旧工事の工期は来年の4月10日までとかなり長い。まだ工事が始まったばかりでどのように作業が進むのかは分からないが、工事の進捗を近くで見ることが出来そうなので竣工までの間、まめに撮影に訪れたい。

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