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小田原の端々



小田原城址公園内にある 小田原城歴史見聞館は昨年実施した耐震診断の結果、耐震補強されることになり8月1日から館耐震改修等工事が始まった。先日、小田原城歴史見聞館前を通ると工事のための足場が組まれ始めていた。 小田原城歴史見聞館は昭和4年に小田原第二尋常高等小学校の校舎として建設され88年が経過。城内小学校の閉校後はしばらくは使われていなかったが、1998年に展示施設として開設された。耐震改修等工事のほか、空調や電気設備の整備も行われ、工事終了後には展示物のリニューアルが予定されている。今までは4つのゾーンで小田原城や北条氏などを解説する展示構成になっていたが、リニューアル後は風魔忍者の展示がメインコンテンツになるとのこと。屋根を塗装するためか、足場や鉄管が屋根の上まで組まれていた。長年見慣れた建物なので、変な色に塗装されないと良いのだが。小田原城歴史見聞館耐震改修等工事の工費は32,877,000円。来年の4月中旬頃にリニューアルオープン予定。名前や用途は変わってゆくが、城内小学校の講堂の面影を残してこれからも末永く残ってもらいたい。

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