小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



神奈川県により小田原市内4ヵ所に洪水時の水位観測に特化した危機管理型水位計の設置が近頃行われた。すでに山王川と狩川に設置された機器についてはこのブログで紹介したが、仙了川にも危機管理型水位計が設置されたのでGWの休みを利用して撮影に出かけた。危機管理型水位計が設置されたのは小田急栢山駅から徒歩1分ほどの場所にある仙了川。川沿いは県道720号で車の往来が多い。水位計が取り付けられたのは護岸の両岸に渡されたコンクリートの梁のような部分の中央。県道720号沿いの仙了川は川幅が狭くて川というよりも水路といった感じ。仙了川に設置された危機管理型水位計は、狩川に設置されている危機管理型水位計と同じ横河電機製で太陽電池と無線通信ボックスのユニットで構成されている。水位の観測は電波式で電波を照射するラッパのような形をした機器が水面に向け取り付けられていた。曽比周辺の仙了川は護岸の高さがそれほど無いため、危機管理型水位計が取り付けられた各河川の中では一番洪水が起きやすそうな場所。大雨が降った際にはどのように観測データが公開されるのか注目したい。

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