小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



台風や集中豪雨の際に浸水被害を防ぐため、雨水を排水するための雨水渠が市内の道路下を中心に埋設されている。小田原駅周辺の中心市街地の排水を担う雨水渠が老朽化しているため、今年度から3年計画で改築工事が行われる。雨水渠の改築工事が行われるのは、浜町2丁目周辺の市道0014に埋設されている大下水第一雨水幹線。工事区間は七枚橋交差点北側の変電所前から善照寺前までの約220m。事業概要や工事範囲は市のホームページに掲載されている。老朽化している大下水第一雨水幹線は市道0014のどの部分に埋設されているか不明だが、道路北側の車線にはマンホールが設置されているのでその下なのかもしれない。工期は長く設定されていて来年11月中旬までの予定。本事業の工事看板は昨年末に設置されたが、まだ本格的な工事は始まっていない。割と大規模な工事になるようで、JVによる4事業者が入札に参加して落札価格は税込473,487,300円。大下水第一雨水幹線は国道1号下を横断して浜町第一公園近くの浜で雨水を排出。浜には雨水渠の出口があって、雨が降っていなくても水が流れていた。浜町第一公園近くの浜に排水口があるのは以前から知っていたが、小田原駅周辺の雨水を排出するための雨水渠だとは把握していなかったので今回の工事をきっかけに知ることが出来たので良かった。機会があれば、大雨時の雨水排出の様子を見てみたい。

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