長年、市民や観光客に親しまれてきた小田原城址公園の動物園は、最後まで飼育されていたニホンザルが昨年12月に茨城県の施設に譲渡されて閉園。ニホンザルが飼育されていたサル舎は、まもなく解体工事が行われる。 小田原城址公園の本丸広場に動物園が整備されたのは、1950年に開催された小田原こども文化博覧会が契機。当初はインドゾウの梅子やワニ・ヒグマなど飼育されている動物は少なかったが徐々に飼育施設の整備が進み、動物の種類も増えていった。ニホンザルの飼育がいつ始まったのか、広報おだわらをざっと辿ってみたが不明。 サル舎は2019年に改修工事が行われ、手すりの塗装や金網が交換された。手すり自体は私の子供の頃からあるもので、おそらく50年以上は経過している。多くの小田原市民が触れた手すりはまもなく姿を消してしまう。 小田原城址公園のサル舎解体工事の工費は税込1,776,500円、施設の大きさや工費の額から考えてると、解体工事は短期間で終わってしまいそうだ。
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