小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



酒匂川の風景としてイメージするのは川の流れと土手の松並木で、市内の土手の各所に松の大木が点在している。今月、富士見大橋近くの土手の一本松が伐採された。富士見大橋右岸下流側の土手に一本の松がぽつんと立っていた。周囲に樹木は無く孤高の一本松といった佇まい。その一本松は、今年の春先から葉が枯れ始めゴールデンウィークの頃には全体の約1/3まで枯れた範囲が広がっていた。梅雨時になって降雨が多くなれば復活することを期待していたが状況は変わらず。7月11日に土手を通ると、既に伐採が終わり切り株だけになっていた。7月7日の日には一本松を見たので、7月8日以降に伐採されたようだ。この一本松は夕暮れ時の風景が好きで、田植えの頃は土手横の田んぼが夕映に染まり良い眺めだった。夕暮れ時にこの土手を通り、一本松の風景を眺めるのがここ数年の楽しみだったので何とも寂しい。

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