JR大阪環状線 森ノ宮駅の前のビルの谷間にひっそりと佇む鵲森宮(かささぎもりみや)、通称 森之宮神社に立ち寄ってみました。
この森ノ宮の地名の由来になった神社なんだそうです。
本殿。
主祭神は聖徳太子の両親である用明天皇・穴穂部間人皇后および聖徳太子。奧社には天照大神、月読命、素戔嗚命を祀っているそうです。
その昔、聖徳太子は物部守屋との戦の戦勝を祈願し、勝った暁には四天王を祀ることを誓います。戦勝後の崇峻天皇2年(589年)、太子は両親をこの地に祀って寺の鎮守とし、その森に四天王を祀る寺(元四天王寺)を創建しました(四天王寺は後に現在の場所に移転されてます)。
何気なく寄った神社だったのに、まさかこんな古い歴史を持っていたとは驚きです。
本殿前の狛犬は元々青銅製だったそうですが、戦中の金属供出に出されてしまい、今の石造りの狛犬になりました。また、その台座には大阪大空襲時の弾痕跡も残っているそうです。
まさに歴史の生き証人とも言える神社ですね。
これだからぶらっと寺社巡り、街散策は止められません
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