2018年の第二期リニューアルで新しくお目見えした『おとなのディスカバリー』ルーム。
大人の探究心に応え、学びと発見をしていく大人も楽しめる展示室で、国内の博物館では初めての試みだそうです。
環境や自然、生き物に関する専門誌が置かれてますね。
自由に利用できるデスクスペースもありました。
実物標本コーナーでは昆虫標本や動物の剥製を間近に観ることもできました。
標本を落射型実体顕微鏡で拡大して見ることもできて、結構楽しかったです。
息子はクワガタムシのくちひげを強拡大で観察してました。
このモニター付顕微鏡、コンパクトながら拡大率も高くていいなぁ・・・ちょっと欲しいかも(笑)
こういった魚の絵も素晴らしい
動物の剥製もこんなに近くで見ることができました。
モグラの剥製。
生きたモグラって、まだ1度しかみたことありません。
キツネやタヌキ、アライグマ、ヌートリアなんかの毛皮がぶら下がっていたのにはビックリ
そうそう触れることができない動物だけにこれは貴重な体験ですね。
この時は第31回水族企画展示『ビワマスと仲間たち』が開催されてました。
ビワマスは琵琶湖にのみ生息する固有亜種で、成魚は40~70cmになります。
サクラマス(陸封型はヤマメ)の亜種で、サクラマスと分化した後にサツキマス(陸封型はアマゴ)と分かれたと考えられていて、海水耐性は完全に消失してます。
現在では中禅寺湖や芦ノ湖などにも移殖されてるそうで、滋賀県をはじめ、各地で人工孵化養殖もされてます。
琵琶湖湖北の味覚、ビワマスのお造り・・・の食品サンプル(笑)
琵琶湖の宝石とも呼ばれるビワマスです。
ビワマス採捕用のボートや釣り道具に息子も興味津々
レストランにおのうみではブラックバスの天丼を食べることもできますよ!
ライスが琵琶湖の形のびわ湖カレー(写真は見本)
ミュージアムショップおいでやでは鉱物、化石、魚をモチーフにしたグッズやぬいぐるみ、地元の加工食品やお菓子なども販売されてて楽しめます。
陶器製のお魚も魅力的なんですが、お値段がねぇ・・・。
蔵出し写真も追加して7回に渡って再録した琵琶湖博物館訪問記はこれでおしまい。
このすぐ後に琵琶湖博物館は第三期リニューアル工事に入って、A展示室、B展示室が改修され、2020年に全館グランドリニューアルオープンしました。
それからはまだ訪れたことがありませんが、どんな風に変わったのかヒジョーに気になります。
※現在はコロナ感染拡大防止のため入館には事前予約が必要なようです。
おしまい
過去記事<琵琶湖博物館6 世界の古代湖>
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