4月6日
浄土宗勝寶山 大福寺(滋賀県甲賀市甲賀町)
大福寺は、鎌倉時代にこの地域の地頭だった岩室家の古道場であったのが始まりで、元和年中(1615-1635年)に京の黒谷金戒光明寺の末寺となりました。
寛永19年(1642年)には、京都の浄土宗大本山の知恩寺第37代管長の阿心上人がこの地に本堂を建てて隠棲され、浄土宗の寺院となりました。
このお寺の境内いっぱいに枝を伸ばしている枝垂れ桜は、徳本桜(とくほんさくら)と呼ばれます。
昨年も記事に書きましたが、その時はかなり散ってしまった後でした。
写真を撮ってたら、犬の散歩をさせてたおっちゃんに、「前の土日が満開だったで」って言われたのを思い出します
今年はバッチリ!満開の時期に来ることができました
この枝垂れ桜は江戸時代の文化2年(1806年)に徳本上人がこの地に立ち寄った際、信者となった人たちの集まりである徳本講の世話人が植えたそうで、樹齢は200年を超えています。
年が明けてからは、息子の受験や引っ越しなんかで、バタバタしてるうちに4月になっちゃいましたが、ようやく少し落ち着いてきました。
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