滋賀県蒲生郡日野町鎌掛にある臨済宗妙心寺派 普門山 正法寺に行ってきました。
秘仏 十一面観音像を本尊とする寺院で、開帳は33年に一度なんだとか。。。
享保年間(1726-1736年)に祀られた地蔵堂。
現世利益の菩薩として信仰されている地蔵菩薩は六道(天道、人間道、修羅道、畜生道、餓鬼道、地獄道)のどの世界でも救済をして下さる仏とされてます。
六地蔵はこの六道思想に基づき、地蔵を6体並べて祀ったものです。
地蔵堂の前にある閻魔堂。
地蔵菩薩はあの世では閻魔王に化身するとも言われてます。
ただ、この時はお堂の扉が閉まっていたので、下の写真は過去に撮影したものです。
本堂は文化11年(1814年)に再建されました。
鬱蒼とした森の中に建つ大日堂。
この堂の本尊である金剛界大日如来像はその胎内銘から、天文13年(1544年)にこの地を治めた蒲生家の家臣、岡宗左衛尉重俊とその妻によって造像されたことが分かってます。
石造宝塔
鎌倉時代後期の正和4年(1315年)に衆人の浄財によって建てられた宝塔で、時代様式をよく表す優れた石造物として国の重要文化財に指定されてます。
こちらは数年前のGWに撮影した正法寺の藤の花です
300年以上にも前に植えられた藤の花を今も見ることができるというのはある意味、奇跡ですね
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