水口神社(滋賀県甲賀市水口町)
水口神社は垂仁天皇の時代に稲田姫命がこの地で4年間神鏡を奉じるとともに大己貴命を神鏡守護の神として祀ったのに創まると伝えられてますが、伊勢神宮鎮座の伝承を下敷きにした後世の造作と考えられてます。
『日本三代実録』では貞観元年(859年)に従五位下から従五位上に昇叙されたことが見え、延喜の制で国幣小社に列したことが記されています。中世には大岡寺の護法神として「山王新宮」と称され、社伝によると東西30町(約3.2km)、南北25町(約2.7km)といった広大な境内地を有していたそうです。
主祭神は大水口宿禰命で、相殿神として大己貴命、素戔嗚尊、稲田姫命を祀ってます。
水口神社の中で管理人がお気に入りなのはこの本殿前の鮮やかなピンクの枝垂れ桜
代表的な神事は4月に開催される水口祭で、当日は各町内から曳山が奉納されるため、水口曳山祭(県の無形民俗文化財)とも言われてます。
曳山が水口神社の境内に集合する様は壮観ですよ。
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