「日本通運」
日本通運株式会社(にっぽんつううん、英: NIPPON EXPRESS CO., LTD.)は、東京都千代田区に本社を置く、総合物流事業者である。日本における業界最大手で、災害対策基本法における指定公共機関。持株会社であるNIPPON EXPRESSホールディングス(NXHD)の中核事業会社である。略称及び通称はNX(エヌエックス)、日通(にっつう)。
2022年1月4日に単独株式移転によりNXHDを設立して持株会社制へ移行し、NXHDの完全子会社となった。日本国内の地域物流事業会社を除く子会社を順次NXHDの直接傘下へ移行する方針で、同年3月18日にはパナソニック(現:パナソニックホールディングス)との合弁会社であるNX・NPロジスティクスを株式譲渡によりNXHDの直接傘下へ移行した。
*Wikipedia より
前身の内国通運は明治時代に蒸気船を使った水運事業を行っていた。日本橋蛎殻町を起点に江戸川や利根川を経由して関東地方内陸部の河岸に定期航路を持っていた。
1872年には日本の鉄道開業を迎え、各地に鉄道貨物輸送代理店(小運送業)が誕生、各地に零細事業者が乱立するようになった。内国通運も1893年には、鉄道輸送を中心とした業態に転換した。
1926年には国際通運(内国通運らが合併)、国際運送、明治運送の3が合併し、国際通運株式会社が発足。さらに1937年(昭和12年)10月1日 に、日中戦争中の戦時経済統制の一環として、戦時物資を円滑供給するため、自動車(トラック)を用いて、貨物列車での集荷・配達業務を行う、全国の通運業者を統合して日本通運法の下で国営企業として成立された。払込資本は、日本国政府が2割、国鉄共済組合が2割、専売局共済組合およびジャパン・ツーリスト・ビューローを合わせて1割であった。
戦後、1950年に、日本通運株式会社法を廃止する法律が施行され、民間企業として再出発した。その経緯からか、旧日本国有鉄道の流れを残す会社である。
*Wikipedia より
「日本通運」は、1872(明治5)年に、前身である「陸運元会社」が創業し、その後、1937年10月1日「日本通運株式会社法」に基づく国策会社として発足、1949年に民間企業として再出発した。社名は1937年当時の、「日本通運株式会社法」に由来。
*https://diamond.jp/list/companies/10143365 より