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環境活動家の苦悩と矛盾

2019-09-27 09:03:46 | 米屋の親父のつぶやき
16歳の環境活動家が国連で演説を行い、世界的に注目された。
この活動家はスウェーデン出身。
昨年の8月からストライキを行い、SNSを通じて世界に広まった。

先日、国連での演説のため、大西洋を「ヨット」で渡った。
これも「活動」の一環として。

一人で渡ったわけではなく、プロの船長などと共に。
しかし、「ヨット」は破損し修理を余儀なくされ、主を残してまた大西洋を戻っていったと。

環境活動家は2015年から「飛行機」の搭乗を拒否していると。
つまり「帰国方法」に問題が生じていることに。

ここまでぶちまけた演説も珍しかったし、私見的には「狂気」さえも感じる演説。
感情が露骨に前面に顔に出ていたし、翻訳された「演説」の内容もインパクトがあった以上に恐怖さえ覚えた。

決して「演説の骨子」を否定しているわけではない。
しかし、「やり方」に少々問題があったのでは?と疑問を持った。

SNSを通じて全世界に発信し、全世界の一部の賛同者が活動を支持した。
その賛同者の大半は「学生」であるが。

今、地球は環境面において「悪い方向」に進んでいるという認識は認めよう。
しかし、人類の「欲求」がそれを後押ししている以上、なかなか解決できるものではないと思う。

「何かを止めれば、どこかに不具合が出る」

ごく当たり前のことである。

たしかに今の政治家たちは「環境問題」に対して「極論」を出すことは難しいことだろう。
京都議定書も一体何だったのか?と疑問がある。

地球全体では「人類の増加」傾向はまだまだ続き、よりよい生活を求めるため、「環境」を犠牲にしているのはたしか。

言い方は悪いが「地球規模の大災害」や「戦争」でも起こらない限り「人類の増加」は止められない。

一人の16歳の若者の勇気ある行動には称賛に値するものがあるが、どれだけのことが「成果」として出せるのか?

自分一人、帰国することが困難な状態にもあるのに、何ができるのか?
コメント (2)
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