いいもの見ぃ~つけた!

「いいもの」は探せばいっぱいあります。独断と偏見による個人的「いいもの」情報発信所です。

<漢字検定> 1級 四字熟語 32.回答 33.出題

2021-06-28 09:59:41 | 漢字検定

 前回の回答

 

 次の四字熟語の読み方を答えてください。
 ※読み方が複数あるものには代表的な読みを答えとして表示しています。

 

 問1 海市蜃楼  -かいししんろう-蜃気楼のこと。実体や根拠などがなく、むなしくうつろなもののたとえ。また、現実性のない考えなどのたとえ。▽「海市」「蜃楼」ともに蜃気楼の意。大気の密度などが異なることによって起こる光の異常屈折現象で、砂漠や海上の空中などで物体の像が実際とは違った場所に現れる現象。「蜃」はおおはまぐり。古代中国ではこれの吐き出す息で蜃気楼ができると考えられていた。「蜃楼海市」ともいう。

 

 問2 嚆矢濫觴  -こうし-らんしょう-物事の始まり・起こり。▽「嚆矢」はかぶら矢の意。転じて、物事の始まり。昔、戦いを始めるときに、かぶら矢を敵の陣に射かけたことからいう。「嚆」は高鳴る、矢が鳴る意。「濫觴」は川の源の意。転じて、物事の初め。大きな川もその始まりは觴に溢れるほどのわずかな流れであることからいう。「濫」は溢れる意。「觴」はさかずき。「嚆矢」「濫觴」とも同じ意で、これを重ねて意味を強めた語。

 

 問3 彗氾画塗  -すいはんがと-何の問題もなく簡単にできることのたとえ。
「彗氾」は水溜りを箒で掃くこと。
「画塗」は刀を使って泥に線を引くこと。

 

 問4 三釁三浴  -さんきんさんよく-何度もからだに香を塗ってよい香りをつけ、何度もからだを洗い清めること。人を待つときなど相手を大切に思う情をいう。▽「三」は何度もの意。「釁」は香料をからだに塗ること。「浴」は湯水でからだを洗うこと。湯浴み。

 

 問5 春蛙秋蝉 -しゅんあしゅうぜん-うるさいだけで、役に立たない無用な言論のたとえ。やかましく鳴く春のかえると秋のせみの意から。

 

 今回の出題

 

 次の四字熟語の読み方を答えてください。
 ※読み方が複数あるものには代表的な読みを答えとして表示しています。

 

 問1 苛斂誅求  

 

 問2 悲歌慷慨  

 

 問3 鳧趨雀躍  

 

 問4 狼貪虎視  

 

 問5 宮車晏駕

 

 

 *漢字検定Web問題集 HP より

 *goo辞書・四字熟語辞典オンライン より


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« <経産大臣指定伝統的工芸品... | トップ | <伝統野菜> 秋田 とんぶり »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

漢字検定」カテゴリの最新記事