「畑のキャビア とんぶり」
「畑のキャビア」と呼ばれるとんぶりは、アカザ科ホウキギ属の一年草であるホウキギ(ホウキソウ、ホウキグサ)の成熟果実を加熱加工した物の、日本語での名称。
日本では古来、民間療法で用いる生薬の一つでしが、現代では日本文化における食品の一つとして用いられることが多くなりました。
食品としての「とんぶり」の由来は、箒の材料とするためにホウキギを広く民間で栽培していた近世の日本にて、飢饉に瀕した出羽国の米代川流域(現・秋田県比内地方)に暮らす民がその果実をなんとか工夫して食べることに迫られ、加工したのが始まりとされます。
また、「畑のキャビア」と呼ばれる由来ですが、果実は直径1 - 2mmの小さな球形で、黒緑色で光沢があり、歯ざわりも似ていることから、そう呼ばれるようになりました。
「畑のキャビア」以外にも「山のキャビア」「和製キャビア」とも呼ばれます。
*https://www.alias-food.com/other/field-of-caviar より
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