「段ボール製デスクセット おべんきょうごっこ」
段ボールの中に 東北ガンバレ!の思いが詰まっている。
震災支援のために開発した机とイスを商品化。
2011年3月11日。東日本大震災の日が、この小さな机とイスのスタートの日だ。津波で園舎を流され、別の保育所に通うことになった園児の机が足りないという被災地の声を聞いた。段ボールと紙器を扱うマツダ紙工業株式会社の松田社長は、すぐさま机とイスのセットを送った。段ボールならではの軽さ。そして70kgの荷重にも耐えられる丈夫さ。天面はフィルム加工がほどこされ、お絵かきではみだした絵の具もかんたんに拭き取れる。組み立てには接着剤も工具も不要だ。いままで、「段ボールは流通の役には立っていたが、開封されれば捨てられる」。そんな虚しさを感じていたが、段ボールは、リサイクル率95%を誇る元祖エコな素材だ。このデスクセットの他にも仮設住宅で使えるよう、5年の使用に耐えられる丈夫なチェストやプライバシーを守るための更衣室も開発した。それが今、商品となって多くの人の暮らしに役立っている。
マツダ紙工業株式会社 東大阪市衣摺5丁目14番24号
*https://osaka-sei.m-osaka.com/product/301/ より
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